オートライトのホイール交換(息子の自転車編)

もう自転車のコーナーも更新せずに何年か経過してしまいました.まああの後は結構激動な自転車事情がありまして,もう紹介に値しないような状況だったもんですからこんな長期無更新状態に陥ってしまったわけで,ひとまずそこらへんを紹介しなければ納得できない方もおられるでしょう.ここで一気に紹介してしまいます.

・激貧号のその後

激貧号はあのブレーキトラブルの後もそれなりに動いてはいたんですが,ペダルクランクの脱落を経験しまして,これがあまりにも衝撃的だった上に再発を繰り返したため稼働率も下がってきました.原因はクランク軸の硬度不足.ペダルクランクを止めている薄めのネジを二度と脱落しないように強く締めこむんですが,締めては緩み,締めては緩みを繰り返すわけです.なんでかな〜と原因追求をしたんですが,どうやらクランク軸が軟鋼に近い材質で作られているようで,締めれば締めるだけネジの首根っこの部分が変形して伸びてしまうんです.で,仕方ないのでネジが緩んでも脱落しないように軸先端のナットをダブルでかまして抜け止めをしたんですが,これでもなぜかクランクががたがたになってくる.何でかな?と再び調査すると,今度はクランク軸のネジの不完全ネジ部が徐々に削れてきたのか,どんどんスプロケットが車体中央がわに寄っていってしまい,ついにスプロケットがフレームに干渉するようになってしまいました.これに加えてクランク軸のベアリングがそろそろいかれだしたこともあり,もうほとんどガラクタの体を擁するようになってしまったがため,2006年春をもって廃車とあいなってしまったのでした.

・ニュー激貧号

そんなこんなで私は新車購入か?色めきたったのですが,そんなのは私だけで,その時点では実のところ周囲(家族)は新車需要ラッシュ.かみさんの自転車が晴れて15年生となり,もう錆や,外観のやれ具合がもう我慢できないとのたまうような状況.しかも息子に至っては2年前に前後サスペンション付きのMTB(しかし格安)が有るにもかかわらず,中学進学にあたって自転車通学がそれではいかんということになり,新しく3段変則ママチャリオートライト付き27インチを購入したのです.そのような背景もあり,なんと私が息子のお古を使う羽目になってしまいました.う〜ん,これは悲しい.
でも,今回のお題目はこのお古MTBではなく,息子の新しいママチャリです.(←なんのこっちゃ)私がとある夏の日,お泊りでの出張から帰宅したら,かみさんが自転車のホイールって曲がるの?と聞くわけです.で,よっぽど馬鹿な乗り方してぶつけたりこけたりしない限り曲がらないよ.といったところ,馬鹿な乗り方した奴が一人いるのよ.とのこと.このやり取りでおわかりのとおり,息子がおバカなこけ方をしてホイールを曲げてしまい,自走不能にしてしまったのだとか.

あ〜,もうイヤになる.で,表に出てその新品に程なく近い自転車をみたところ,見事にホイールが曲がっている.かみさんが修理できるの?というのですが,こんなものホイール修正が利かないし,しかもオートライトなんでハブごと交換しないといけない.ハブダイナモごとホイールを売っている店なんて相当マニアックな自転車専門店で無い限りありません.ということは修理代はバカみたいに高いってこと.その場で私の渋ちんコンピューターがはじいた修理見積は既に自転車の購入金額をはるかに超えていました.

で,考えついたのがヤフオク.なんとか27インチのハブダイナモ付きホイール(出来ればライトも)が出ていないかを探したのです.結果的にこのリサーチにヒットしたのが2件.で,早急に修理の必要ありとのことで即決金額が設定されていたほうを落札.それでも新品車体価格の約3割もするわけで,こりゃいたい出費だわ〜.

ということで送られてきたホイールを早急な修理ということで水曜日とかの朝交換して,無事修理終了.と思ったのですが,ホイールが曲がっているのに無理やり少し走ったのが災いしたようで,ブレーキのバランスが崩れて片あたりしています.これも一旦ブレーキのヒンジを緩めて調整,少し曲がりがあったのでそれも修正.これにて一件落着.それにしても今後一切バカな走り方はやめてよね!

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