ファンベルト交換

最近始動してしばらくの間ファンベルトのキュルキュル音がうるさいのです.今まで幾度となくテンショナをきつくしてきたのですが,もう限界のようです.梅雨時は特にこれがひどくてもう窓を開けて走りたくないほどです.

でも安心あれ.とあるカー用品店でものは入手済.実はファンベルトが店にあったのですが,A32用のものがあいにく欠品.当然注文したら交換してもらえるものと思って注文しようとしたところ,店では交換しないとのこと.でも悔しいので自分で交換する前提で注文してみたのです.お値段はなんと1711円.なんてお安いんでしょう?

で,交換作業ですが,これがとっても苦労したわけです.何がってエンジンのすぐ横についているテンショナの軸のナットが緩まない!もう緩まないったら緩まない.というのはエンジンとフレームの隙間に配置されているのに,この隙間がとっても狭いのです.ソケットレンチは当然のごとく入りませんし,手持ちのめがねレンチは短すぎてまわせない.

で,仕方なく工具を購入します.といってもまずお安いめがねレンチ.6本セットで980円.で,この14番でまわしてみますが,どうやらネックが曲がっている分ナットへの掛りが浅い.でお次は高級なKTCのロングめがね.これを使ってやっと回りました.あ〜,良かった〜.ちなみにこのレンチ.一本単体なのに1850円もして,ベルト本体よりも高い〜.しくしく.

あとはテンショナのプーリーを外し,ベルトを外します.おお!ベルトを見てみると見事にひび割れている〜!今回は音の原因がファンベルトだけだったのでパワステベルトは交換しません.本来こんな手間をかけるんですから変えて当然なんですが,変えないんですね〜.理由は直接パワステベルトのテンショナにアクセスできないから...でもこの割れまくったベルトを見たらちょっと後悔してしまいました.ああ,私って駄目な男...

さて,ベルトの装着は何とか各プーリーの裏側を通し,ちゃんと溝のはまっているのを確認して,テンショナのプーリーを取り付けていきます.ブッシュやワッシャが順番どおりでないとえらいことになりますから,ここは慎重にもとあったとおり嵌めていきます.

で,テンションを適当に張って,エンジン始動.おお〜.音が消えた〜.まあ,これで最も条件のきつい梅雨時の朝をクリアすれば,無事交換完了ということになります.でも,一瞬クリアしてもまた徐々に音が聞こえてきたらどうしよう?まあ,その時はまだひび割れてないでしょうし,またテンション張り直せばいいか?工具もあるし.

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