グリル自作(その1)

グリルをとっかえひっかえやったのはもう1年以上前の話.で,うちには使っていないグリルがゴロゴロ.邪魔なんです.本当に.これを売っ払ってしまわない理由は次にあります.

・売っても買い手がつかない.
・かといって今のグリルにすこぶる満足しているわけではない.
・これを使って何かしたい.

要は3番目をやらない限り減っていかないわけです.

ということでおもむろに自作グリルの構想を練る私...今のところグリルをまったく自作するということはできないので,流用は当然です.今のところ所有のものは遊休品を合わせA32前期エクシモ,後期エクシモ,前期Sツーリングのもの.一番流用しやすいのは何かということを考えましたが,まず,外枠からいろいろなものがごちゃごちゃ出ていないほうがよい.外枠を残し,中身はいろいろ考えて好きにできるようにしたかったわけですが,ここはSツーリングのものを流用することに決定.

構想もまとめなければいけません.いろいろな車のグリルを見回し,自分の好みとA32セフィーロ,紺色に最適なデザインを考慮します.その結果どうやら私はグリルはメッシュ.エンブレムありがお好みであることに気づきました.

あれ?そうなるとA32後期のワゴンのグリルがそれにぴったり.じゃあそれにすればいいじゃない?なんて考えも浮かびましたが,これ以上グリルが増えても仕方がないので,ここは敢えて自作流用を前提とします.う〜ん,無計画〜.

メッシュは適当なものが近所のホームセンターでも手に入ることを確認できていたので,もう作業開始です.糸鋸でグリルをギコギコ切り出していきます.これが結構骨が折れます.つかみ所がないのでバイスで固定しにくい上,糸鋸の力で容易にグニュグニュ動いてしまうので,思う方向に鋸刃が入っていきません.

ようやっと内側の造作のすべてが取り外せたので,次に内側の造作から横板を一枚切り出します.これはメッシュグリルにした場合下側のメッシュの押さえが弱い上に肉薄になって格好悪いので,これを使ってメッシュに蓋をしようと思ったのです.

次に,グリルの枠とこの切り出した板の鋸刃でザリザリになった部分をさらに切り落とし,面一にします.あとは磨いておいて,上側のゴムパッキンにマスキングをして塗装に備えます.

それにしても,切った貼ったとはこのことね...

つづく

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