9年経つとプラスチック部品もだんだん変質してきます.大体こういったものは見えない部分で劣化が進行していくものなのですが,とりわけ目立つ部分でのプラスチックの劣化が車両の経たり具合を物語ってしまうことがあります.それはヘッドライト.まあ,普段からそんなに洗車をするでもなく放置しっぱなしなので,すごく黄ばんでいます.路面から拾った汚れもあるんでしょうが,地が黄ばんでいるため,解体業者さんのところにある古い車に代表されるような状況に極めて近い.いろいろwebを徘徊していると,この様な場合は細かいコンパウンドで磨くのが効果的とのこと.
で,早速磨きます.今回はボディー用の極細のものを使用しました.このコンパウンドはバイクのカウル補修などのためにあらかじめ買っておいたチューブタイプのもので,極普通に売っている物です.980円ぐらいでしたかね?
とある暑い日の炎天下作業を開始したのですが,まず左側を5分ほど磨いても一向に変化がありません.コンパウンドをつけて少々磨いては一旦コンパウンドを除去し様子を伺うので,非常に効率も悪いようです.もうこうなったら20分ばかり連続で磨くことにしました.それにしても汗かく〜.
で,なんとか黄ばみはかなりましになりました.しかし,ウィンカーレンズには凹凸があるので,あんまり黄ばみが落ちていません.でもとっても暑いので,もう断念.ウィンカーはそばにオレンジの部分も有るのであんまり目立たないかな?と期待したりなんかして...
お次は右側.今度はコンパウンドと時間が勿体無いので最初っから30分程度連続で磨きました.あ〜,滝のように汗かく〜.
さて出来上がりですが,やっぱりウィンカーレンズのところが黄色いところに眼が行ってしまうと,あんまり効果がなさそうに見えます.でも ,ヘッドライトレンズのみを見ると,結構効果ありって感じがします.ここは根性を入れてウィンカー部分もやってしまえばいいんでしょうが,万人受けを期待してのメンテナンスレベルでもないので,ここで満足して作業を終わらせます.
この我が家特有の現象.利便性を追求しているというより,如何に私の無駄なジャンクどもが場所をとっているかというのを私に日々認識させるための妻の秘めたる謀略なのかもしれません.