ワイパーの不具合解消

とある雨の日,ワイパーを動かしたところキキーと聞きなれない金属音が.見るとワイパーの根元側の端が外れて,ホルダーの金属がガラスに直接触れています.といってもワイパーが脱落しているわけではなく,ちゃんと装着されているのにホルダーから外れている.なんで?

直接の原因はその長さでした.ちゃんとA32用を購入したにも拘わらず,長さが短く,ホルダーの根元側の爪に引っかからないようです.交換してしばらくは多少短くてもぎりぎり引っかかっていたのが,何かの拍子に外れてしまったようです.しかも両方とも.やっぱり安いワイパーブレードはだめね〜.というわけで高いワイパーブレードに換えることに....しないのが私です(←きっぱり).本当はこんなことしてはよろしくないんでしょうけど,今回,そのワイパーブレードを改造します.改造といってもたいそうなことはしません.ちょっとした穴を開けるだけなんです.

まずこのタイプのワイパーは先端側のホルダーの爪が丁度はまり込むような穴(凹み)が両側から開いています.この穴の位置がどうも若干後端よりにあるがゆえにこのような状況になってしまうようです.従って,この穴をずらせばすべてのホルダーの爪がワイパーに引っかかり一件落着となるはず.

で,約3mmばかり離れたところにカッターで穴を開けます.なかなか綺麗に開きませんが,ちょっと深めの傷のような感じになってからホルダーに差し込んでみるとなかなかな固定具合.勿論後端側のホルダーの爪はしっかりワイパーブレード側の水の入り込んでいて今度は抜けることはなさそうです.


試運転.といっても雨が降らないと試運転になるわけも無いので,約1週間後の雨の日が事実上の試運転になりました.まず動かしても外れないかどうかですが,どうやら問題なさそうです.雨脚もたいして強くないのに高速でワイパーを動かしてみましたが,全く外れる感じはありません.降りてから見ても穴にがっちりと爪が入っている状態は変わりません.

あと,若干後端側にワイパーブレードが下がったことにより視界が低下したかどうかですが,これは全く気づかないレベルという感じ.う〜ん,効果ありかも.

でも ,いわば不良のワイパーブレードを無理やりつけて使っていることに違いは無いので,何か損したような感じがするのは無理も無いでしょうね.あんまり人には薦めたくない作業でした.(←じゃあ紹介するなよ)

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