車検でのすったもんだの最中,一つ問題が発生しました.以前,タンクに白んだ部分ができてしまったのは既報しましたが,今度はぷっくりと塗膜が浮いてくるという現象が発生しました.以前からタンクキャップのごくごく近傍では自家塗装部分の浮きがあったのですが,今度はタンクキャップから5cm以上離れた稜線近くに2か所.直径で4mm程度の丸いドーム型の浮きが出てきたのです.せっかくウレタン塗装でオーバーコートしているのですが,相当な量が飛んで,2週間程度乗らない間に下地のアクリル層を侵してしまうまでになったと推測されます.指で押せばつぶれるのですが,ちょうどその丸い形はそうそう目立たなくはできないのでもうこうなってしまったら再塗装しか手はありません.直近それをやるほど時間は取れませんが,やはり根本原因であるキャップからのガソリンの飛散をなんとかしないと,タンクの塗装がボコボコになってしまいます.
対策と言っても,もうタンクキャップは新品を入れているのでこれといった手は思い浮かびません.でもその新品のタンクキャップというのもどちらかというと水の浸入には効果があるかもしれませんが,ガソリンを上に吹く点までは対策されていません.もうタンクキャップの効果には期待できないのでとにかく内圧を下げる方向で対策するのがこの期に及んでは必要ではないかと考えました.そういえば,カワサキをメインに数々のバイクをいじってきましたが,中にはタンクの下に断熱マットを貼りつけている車種もありました.GPz1100の時期にはまだそんな対策をされているバイクは無かったんでしょうけど,今回それをあえてやってみようというのがお題になります.

まず用意したのは何かのケースを捨てるときに引っぺがしたウレタンのフォームです.ただ,ちょうどタンクの裏の曲面に合うような柔らかい適当な厚みの物がなかったので,緩衝材で使用していたウレタン素材を細長く切って両面テープを張ってそれをべたべた貼っていくことにしたわけです.

かなり広範囲に貼ったのですが,意外にタンクとフレームや電装系との間に隙間が無く,車体に嵌めては浮きが出ないか,どこが当たっているかを確認して切った貼ったを繰り返します.その結果,写真の様にちょうど真ん中の奥にウレタンを貼ることができませんでした.ここらへんやっぱりさらなる工夫が必要なのかも….でもこのままでは隙間はあるし,何かウレタン自体が直接熱を受けてすぐにダメになってボロボロ落ちてくるかもしれません.そこで….

100円ショップの登場です.ものはお風呂の保温マット.湯船の形に切って,お湯の上に浮かせて保温するというやつで,実際何日にもわたってこれを洗わずに使いまわしたらお風呂の中が雑菌だらけになってしまいそうで,なかなか正規の用途では触手が伸びにくい代物です.でもこれがタンクの断熱層の表面に貼ってあれば,純正の断熱シートのように反射効果もあって良いのでは?と考えたわけです.なんせ100円ですから,これをチョキチョキ切ってタンクの裏でウレタンフォームの上に貼っていくのは何のストレスもありません.ちょっとウレタンフォームとの間の粘着性が難ありな感じもありますが,まあそこはひとまず許容しましょう.
試運転です.以前やったように無理矢理エンジンの回転数高めでアイドリングさせて,エンジンの排熱を高めてタンクキャップのピーッの音を確認します.しばらく放置しても大丈夫だったので,こりゃ大成功!と思ってバイクカバーをかけたら,小さく