現車確認(その1)

大きなリスクを背負いつつ開始となったRF400Rの企画.結局一旦ばらす手間を惜しみ引き取りではなく業者さんに配送をお願いして到着したのが落札から2週間程度たった夜.まあ夜なので細かいチェックはその日はおあずけとして,次の週末現車確認を行いました.

まず車体の全景ですが,こんな感じです.正直こうやって見ていて一番驚いたのがその大きさです.ボリューム感といいますか,なんといっていいのかわかりませんがとにかく遠慮がない感じ.このアングルとは別に俯瞰で見てみると車体の前後長もさることながら,フロントカウル,タンク,テールカウルに流れる幅方向のラインが綺麗に平行になっています.すなわちテール周りのボリューム感がハンパない.例えば同クラスでいくと600と400の両方ともあったZZ-R400が似たような感じなのかなと思いましたが,全然違います.ZZ-R1100のC型かZX-10あたりのでかさに匹敵します.こりゃ保管場所としても大問題だなとあらためて頭を抱えてしまいます.

そしてこれが例の大問題ポイントです.オイルパンが何もここまで伸ばさなくてもと思うほど下に伸びているせいでしょうか,ぱっくりと割れてしまっています.軽量化のためと思われますが,オイルパンの肉も薄いですし,元々強度とかはあんまり考えられていないのでしょうか.しかしこの車体の場合はオイルパンだけが逝ってしまうならまだしも,ご覧のようにクランクケースにもダメージが及んでいます.恐らくですが縁石ブロックに当たったとかそういった簡単なものではなく,転倒して滑走して,足周りとかフロントではなくこのクランクケースが路上かあるいは道路外の突起物に衝突したんでしょうね.

ちなみにこのオイルパンがぱっくり逝っているということは,そのままエンジンを回したらオイルが無くなって最悪焼き付きなどを起こしている可能性があります.まあそんなに鈍感な人はいないと思いますが,念のためクランクがスムースに回るかぐらいは確認しておかなければいけません.幸いにもこのエンジンはポイントカバーの中央にプラグネジがあって,ここをあければクランクを回すことができます.ここらへんガスケットとか新たに用意しなくてもエンジンの状況を簡単に確認できる点便利ですね.

ということで確認結果はスムースにクランクが回り排気バルブが開く瞬間のプシューっという音も2クランクで4回聞こえ,他の異音はなかったという結果になりました.まあオイルが無くなっても少しはエンジンが回っていた可能性がありますので,少しはダメージがあったかもしれませんが少なくとも始動できないとかいきなりエンジンが壊れることはないでしょう.また,オイルパンが割れて中身が見えるまんま長期放置されていた可能性もありますが,中をのぞく限り粉塵の浸入や錆の発生はないようです.

それに今回引き取りではなく丸車のまんま配送をしてもらったのは,このエンジンをなんとか使えるようにするというのも一興と考えたからに他ありません.まあせいぜい悪あがきをしてみようと思います.というわけでこのエンジンを何とか生かす方向でまずは方針決定です.

というわけでエンジンの流用という大きな決断をしましたが,果たしてそれが実現するのか,どのような方法でエンジンを復活させるのかまだ全然アイデアはありませんが,ひとまず現車確認の重要ポイントということで,次回はさらに細々とみていきましょうかね.

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