ついに火入れ

さて,エアクリーナーボックスが乗っかって,タンクももともと問題のないものだったので,それもぽんと載せて,バッテリも買いました(例のあやしいやつ).となるとお次は火入れとなります.別にバッテリはまだ買わないで,また車からブースターケーブルで繋いでも良かったんですが,このところに原油高騰の影響かなんかでバッテリの値上がりも激しいので先に入手したというのが理由です.なんかせこい話ですね.

オイルはオイルクーラーの取り付け部分のネジが緩んでいたので保管時にかなり漏れてしまいましたので,一旦中のものを抜いてXF-08を入れました.クーラントについてもひとまず入れて車体を揺らしてエア抜きをしました.エア抜きで減った分は補充をして,リザーバタンクにも補充し,これで準備万端.それでもまずセルを回す前にせっかくバッテリを繋いだんだから,電装系の確認です.まず灯火類なんですがいきなり異常が.ウィンカーはまだ後ろしか付いていないので,リアだけだとえらく速い点滅をしてしまうのですが,これは最初からわかっていること.しかし,ライトスイッチをつけるとヘッドライトはちゃんとつくのですが,ヘッドライトとテールのポジションランプとライセンスライトがつかない.ブレーキランプはちゃんと前後反応して点灯するし,球切れはないのはバルブを外して確認しました.そんなポジションとライセンスライトいっぺんに球切れなんてね,有り得ないし...ということは結構深いところに原因があるのかな?と思い,とりあえずここは次回の作業に持ち越し.

さて,今回の本題である火入れです.バッテリは補充電してから載せているので,セルボタンを押せばエンジンは回るはず.あとは火が入るかです.

チョークを目いっぱい引き,コックをプライマリにして20秒ぐらいしたらキャブにガソリンが行ったであろうと言うことでおもむろにセルを回します.何度かのクランキングの後,エンジンに火が入りました.

回転数を1500回転ぐらいにして何分かエンジンを回しっぱなしにします.エンジン内のオイルを再び行き渡らせるためのもので,しばらくはマフラーから白煙じみたガスが出てきます.エンジンの音はと言うと,1号機と同じくジェントルなもので異音は皆無です.また当たりのエンジンを引いたようで感無量でいたのもつかの間,エンジンの下回りを見ると水漏れとオイル漏れの跡が.オイルは油温センサーの根元から,水はウォーターポンプの出口側のパイプのエンジン側ホースとのつなぎ目から漏れています.

オイルのほうは狭いところをなんとかスパナを突っ込んで油温センサーの増し締めをして容易に止まりました.クーラントについては工具がどうしてもこのままでは届かないところで漏れているので,増し締めも出来ません.ここはなんとか後日対応するしかないでしょう.ということでいつものごとく課題の残る火入れなのでした.

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