TECH21カラー外装の塗装編

今回はいよいよTECH21カラーの塗装です.で,カラーパターンを85年の平,ケニー組のFZR750にしようかと思ったのですが,車体のボリューム感が違うと変な感じになるので,今回は遠慮気味にFZR250後期のTECH21カラー限定モデルを復刻することにしました.で,一応前期なのでEXUPのロゴだけは無しということで若干のオリジナリティーを残していこうかと思います.

まずはタンクですが,前回の凹みの補修しきれなかったところと,純正カラーパターンの境界面の段差を薄付けパテで埋めて面出し.乾燥したところで薄い方から塗って,1日乾燥させて今度は濃い方をこんな感じで塗ります.出来栄えはというとミッチャクロンマルチとラッカースプレーの相性が少し悪いのか若干ミカン肌になってしまいましたが,最後にマスキングをはがしてクリアを吹いて,ぼかし剤で艶出ししてタンクカバーの塗装は完了です.

お次はテールカウルです.これもミッチャクロンマルチと特に薄い方のラッカースプレーとの相性が悪いのか,まだらになってしまうところがあったりして苦労しました.結局ミカン肌が残る結果になりましたが,ゼッケン部分のつや消し,クリアを吹いてぼかし剤で艶出し.結構工程が多い上,左右同時にやったので大変だったりします.

テールランプ周りとタンデムシートの前の板が別部品になっているのですが,根ジト目部分の欠落部を補修して,こんな感じで塗装.ここもミッチャクロンマルチを先に吹いてしまったので,特に赤い部分でミカン肌が目立つ結果となりました.ソフト99のプラサフにしたほうがよかったかな?

写真は撮っていませんが,フロントカウルについても塗装してまして,ここまで揃ったら,TECH21とかSHISEIDOのロゴを自作します.いつものようにできるだけ正面から撮影されたカウルなどの写真からTECH21のロゴのBMPファイルをペイントソフトで作成.幸いにもSHISEIDOはネットにロゴデータが転がっていたので,それを流用しました.TECH21のロゴサイズが結構大きくって,カッティングシートを節約したいのもあって,こんな感じで超凝縮したデータを作成し一気にカットしました.でもまだアンダーカウルをやっていないので,このロゴのほとんどはまだ貼り付けないんですけどね.

さて,なんだかタンクキャップが何とかなったことに気をよくして一気に外装をやってしまった感じですが,実は車体の方はまだまだ課題があったりするので,これら外装は車体にはすぐに取り付けられなかったりします.おかげで室内保管の外装がめちゃくちゃ場所をとるので家族の冷たい視線を浴びつつ,次回何をするかな?と思いをはせる私なのです.

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