北高に行って来た!(その5:県道82号線〜銀水橋)


さて県道に出てきました.ここが例の信号です.交差点の名前はここに来て初めて道路表示を見て認識しましたが,夙川学院北なんて名前だったのですね.距離的には結構夙川学院からは離れているのに無理やりな感じです.私が通学していた頃は奥の駐車場もなく,歩道も信号もなかったように思いますので,安全とは言えないポイントではありました.しばらくここまで平坦な道だったのにここからはひたすら高度を稼いでいくわけです.


ここが坂を登りだしてすぐのポイント.改変後の朝に谷口を後ろから呼び止めるあたりです.ちなみに今日は寒いはずなのに吐く息はそれほど白くありません.


振り向くとこんな感じです.改変後の朝が晴れていたならこんな逆光状態になっていたはずです.それにしても当時はそんなに感じませんでしたが,この歩道も随分狭いですね.キョンくんと谷口のように横に並んではなかなか歩けないような感じです.当時の自分は友人と登校するときはどうだったか,思い出そうにも思い出せません.


しばらく歩くとアニメにおいてコンビニが存在しているはずのテナントがあります.横が新聞配達所になっているのと電気メーターの配置など特徴が一致しています.実際私が在学中にオープンしたコンビニの痕跡が付近に残っていないか探してみましたが,見当たりませんでした.確かにこの周辺にあった筈なんですが.


このビルを越えるとすぐに銀水橋です.まずは定番の撮影アングルから1ショット.私の在学中は後ろのマンションはありませんでしたが,それ以外は当時と変わらない風景です.


丁度その撮影ポイントのそばに案内図がありました.当時はなかったと思いますが,ここまでが夙川上流緑道というんですね.公式には夙川公園が銀水橋より下流に向かって始まっているので,緑道は観光目的,公園はほかの目的ということで呼称が2通りになっているということでしょうか?それにしてもこのポイントから県道を山側に逸れた登山道は北山貯水池につながっているんですね.途中にお寺があるのは知っていましたが,北山貯水池ということだと相当な距離がありますので,なかなか足を踏み入れるのには勇気が要りますね.


さて銀水橋の上に戻ってここでもまた定番のアングルから撮影.ここは夜間消失長門とキョンくんが肩を並べて下りてくるシーンが印象的です.ちなみに私が通学していた頃は右側の植え込みはなかったような気がします.


橋の上から河原を覗くとこんな感じで,なかなかの渓流です.水量が少ないので,そんなでもないですが,雨が降ったときには濁流になります.私が通学していた頃は結構ごみのポイ捨てが多く,この風景の所々にごみが落ちていましたが,現在はこのようにキレイな状況をキープしています.ごみ捨てが減ったのではなく,ごみ拾いをしてくれる方が増えているだけかもしれませんが.本当はここでももう少しアングルをあげて,芦屋方面の町並みを視野に入れたかったのですが,ここでも逆光がきつくこんなアングルになってしまいました.

そういえば逆光で思い出しましたが,”逆光は勝利”とか”トライXで万全”とか言っていた漫画がありました.まだオタクという言葉がない頃に写真部がオタクっぽい目で見られていたところをまた違う目で見るきっかけを作ってくれたのか,そうではなく更にオタクっぽい目で見られる切っ掛けになったのかわかりませんが究極超人あ〜るのたわばさんや鳥坂さんの言葉です.実際は私が北高写真部の時ではなく大学になってから連載が開始されたので,上記の言葉を高校時代リアルタイムに認識したわけではありませんでしたが,私も実際結構フィルムや焼き方,アングル,露出の決め方なんかこだわりを持って写真を撮ってましたね.

私の場合フィルムはネオパン400で写真によって2号か4号に焼き分けるのがこだわりでして,露出はマニュアル機で3種類大きく振って取ってみたりアングルはとにかく24mmで寄せて撮るのにこだわっていたりしました.ネオパンが好きだったのは現像の仕方によって硬くも柔らかくも取れるのと,100feet巻きで買うと少しトライXより安かったのが理由かな?400なのはお金がなくて大口径レンズを持ち合わせていなかったので何かとISO400(昔はASA400って言ってました)のほうが使い勝手が良かったからです.現像の時間を長めにしてトーンを硬くしたり,逆に短くして柔らかめにしたり,攪拌を必要以上に頻繁にしてわざと粒子を粗くしたり,白黒写真といっても現像ひとつで随分楽しめたもんです.

元のメディアは違うものの,ハルヒのはちゃめちゃぶりと光画部の感じが少し似ているななんて思っていたのですが,キョンくんの突っ込みなんかも結構光画部の昭和の感じがしていて懐かしいですね.といいながら究極超人あ〜るのパロディでハルヒの同人誌を作った方もいるらしいのでこんな感覚を持っているのは私だけではないのかななんて思ったりもします.ちょっと逆光というだけで随分とトリップしてしまいました.

さて続きは次回.

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