14年目の車検

さてさて,そろそろ車検の季節.といっても9月になるまでまったく忘れていて来年のつもりでいたんですが,よくよく車検証を見てみると今年だったんですね〜.で,早速予約してユーザー車検.

前日灯火類をチェックして,軽整備,整備帳に記入しておやすみ〜.早速朝早く到着し,書類をそろえ,自賠責を継続すると...ありゃりゃ?安くなってる.18440円だって.もともと22900円だったので5000円近く安くなってる.ラッキー!書類を書き,検査ラインにいくと.再びありゃりゃ?検査コース1には大型車両の長〜い列.以前はこんなことはなかったのに...

よくよく観察していると,以前にはなかった検査を実施しています.灯火類に加え,トラックの全長,幅,車体番号,ハンドルを切ってのフェンダーにあたらないかのチェック,車軸間距離,荷台の寸法など.もう一台あたりラインに入る前に3〜4分かけてやっています.人数も一台あたり2人体制.こりゃどうして?一方ラインの外では刀の3型がマフラーの音量で再検になり,なおかつNGになっています.受験者のおじさんはなんで〜なんて顔をして落ち込んでます.こりゃ厳しい.

どうやら最近改造車に便宜を図る検査官が挙げられたのを機に検査を厳しくしたようです.

あまりの変わりように一種異様な緊迫感を覚えました.で,いよいよ私の検査ですが,案の定光軸がNG.というのはいつもは2輪の検査には一名の検査官がついていてくれたのですが,今回は忙しくってついてくれませんでした.で,つい私も2灯のボタンを押さずにラインに入ってしまったのです.したがって落ちて当然なのです.が,それでもテスターのサーチしていた位置を思い出すとえらく下の方でNG判定が出たような...従って再検を受ける前に一応光軸を上げてみます.再検の結果,あえなくNG.今度は検査官が2灯の検査のとき非該当側をカバーしてくれていたのですが,左側でNG.今度はどっちにずれているかをラインの受け付けBOXで教えてくれるというので,いそいそとはせ参じたのですが,案の定”まだ下!”ということで,今度は左のみ光軸を上げて再々チャレンジ.

ラインの後ろに並んだ瞬間にベルが鳴り,中休みに突入してしまい,30分ばかり時間をつぶさなければいけなくなりましたが,我慢強く待つことしばし.再開なったラインで今度はめでたく合格.あ〜,疲れた.OHLINSを付け,若干腰高になったのは2年以上前なので,光軸が前回の受験から大きく下がったとは思えません.従って基準が厳しくなったということなんですがね〜.

ちなみに今回は再検になってもテスターで修正してもらわず自分で修正したので,こうなりました.

重量税\5,000-
自賠責保険料\18,440-
検査手数料\1,400-
書類代\30-
合計\24,870-

まあ,検査が厳しくても私はあんまり影響がなかったわけですが,これからユーザー車検を受けようって方は注意してくださいね〜.

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