ステンメッシュホース(その2)

実はホームセンターにはCBRで行ったのですが,帰路に小雨に降られてしまいました.でも午後あたりから雨というような予報だったのと,かえってすぐにかんかん照りになってきたので,予定通り作業開始です.

まずうちの駐車スペースの都合上,右前から.でもいきなり作業開始ではなく,まず様子を見なければ.だって例えセフィーロ用と銘打ってあっても,ホース長さやバンジョーやアダプタやバンドル位置,方式にまずいところがあったら作業中断して,その上戻せないなんてことになるとしばらく車が使えないなんてことになりかねないからです.タイヤを外してホースの周辺を注意深く観察します.その結果,一応取り付けられそうです.まあ作業上の不安感は皆無ではありませんが,いつも通り強行することにします.(←なんのこっちゃ)

まず,既存のホースを外す前に,フルードが一杯タンクに入っているか確認します.これが少ないと,あとでいっぱいいっぱいエア抜きをせねばなりません.今回午後には雨が降ってくるはずなので,作業を出来るだけ簡潔に終わらせる必要があります.慎重にやらねば!どうやら,黒いフルードではありますが,レベルの中間ぐらいまでありますので,ホースを外す工程に移ります.ボディー側のねじを緩めるのですが,本来はここで,フレアナットレンチを用意しなければいけないらしいです.作業の内容にもよりますが,ナットをなめてしまう可能性もあるようなのですが,そんなものは当然用意していない.で,ここでも強行です.(そればっかり)

ちょっと心配なほどの強いトルクで小さいナットを回さなければいけませんがどうやらナットをなめることなくクキンと緩んでくれたようです.まあ,既存のブレーキホース側はもう使わない(はずな)ので,バイスクリップで挟んでおきましたが,まあ,何とか緩みました.お次はキャリパー側です.これはいつものように緩みました.で,フルードが出来るだけもれないように作業するはずが,なれていないものでダダ漏れ.本当は漏れてもペットボトルに流し込むようにしていたのですが,その手順が悪いのかうまくいかず,復旧用に何も用意していなかったのも災いして,もうタイヤハウスのした一面にフルードがこぼれてしまいました.とほほ.そんなこんなで,ようやっと新しいホースにつなぎ変え,それぞれの締め込みもすんだのですが,純正ではあるはずの中継部分がないので,このホースの場合,付属の厚手のゴムパイプに一部切り込みを入れたものに通し,それごとステーにバインドしなければいけません.これがどれほどの余長がよいのかてんでわからないからこまった.角度と余長によってはホイールと干渉してしまいますのでこれでは大問題.まあ,ステアリングを切る分はステーまででなんとかなるとして,ステーからキャリパーまでがちょっと神経を使います.ようやっとなんとなく良い角度,余長を見つけなんとか固定することが出来ました.その上念入りにホイールを当ててみて大丈夫なことをもう一度確認します.また,ここまでやってもまだ心配なので,オイル漏れがこの先ないかの確認をおいおいするでしょうから,そのときにもチェックすることにしましょう.まあブレーキ関連ですからそれぐらいやってもいいかなと思います.

さて,ここでかみさんの登場を願います.要はバイクのようにニギニギでブレーキが押せないので,代わりにブレーキを踏んでもらいエア抜きをしようということ.息子でもいいかな?なんて思ったのですが,ちょっと心配もあったもので...で,いやいやながらやって来たかみさんにエンジンをかけてブレーキを数10回踏んでもらいます.ブリードバルブをここで開けてエアを抜きます.これを3回もやればブレーキペダルは1回踏んだだけでもえらく重くなるので,これでエアが抜けたことになります.それでも最後に数回踏んでもらい,今回はOK.”えっ?今回はって?”とかみさん.いやいやもう3回来てもらわなければいけないのだよ.というと,もっと不機嫌になってしまう始末.ホイールを付けながら,とってもブルーな気分.とほほ.

気を取り直し,今度は右リア.ジャッキアップのポイントを変え,後ろを上げてホイールを外し,あとはもう慣れたもの.リアについてもかみさんを呼んで,作業終了.ここで小雨がぱらついてきました.ひとまず中断 です.でもちょっと状況を確認したくて近所を1周してみました.

おっ?ちょっとブレーキが硬くなったかな?という感じ.前後のいずれかならばまだしも片側だけ交換なんてことは通常ありえないことなので,こんなのインプレにも何にもなっていませんが,ね.まあすぐに雨はやみそうなので,工具を雨宿りさせてしばし待ちます.

また続きは次回.

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