ちょっとイナズマ

最近オイル交換以外のネタも無く,完全放置プレイ状態のセフィーロ.まあなんかネタはないかな?と考えても,何かとお金のかかるものばかり.まあ,このまま次の車検を通すかどうかは微妙なところなので,この期に及んでお金を散在するのはいかがなものかと思うわけです.でも何かと弄りたいのは私の常なのでありまして,一応以前から目をつけていたことをやってみようと思います.

やってみたのは要はなぞの燃費向上グッズ.そうなんです.バッテリの端子に渡して付けるだけで,パワーアップが望めるという例のあれです.一部では”ホットイナズマ”なんて名前で出ていたりしますが,これが結構簡単に自作できるなんて話がまことしやかに紹介されている(もちろん自己責任でね)ので,ひとまずやってみようとなったわけです.

まあ,ちゃんと商品になっているものは結構面倒な回路が組まれていたりするわけですが,世の中に自作で紹介されているものは単純なものです.低速用に470uFのコンデンサ.高速用に4700uFのコンデンサを入れ,一応漏電対策のためヒューズを入れたというもの.それを適当に配線し,アルミチューブの中に仕込んだりして格好良く仕上げている方,そうでない方いろいろです.中には4700uFを2本入れましたとか,3本入れましたとか,相当過激なものまであってこりゃまた楽しそうですな〜.でも最後に”効果はわかりません”なんて書いてあったりして,皆さんお盛んだこと.

私はどうしようかな〜なんて考えていたんですが,どうせ低速しか使わないし,そこで無いと効果は体感できないと踏んで,入れるのは470uFのみにすることにしました.で,購入するものはというと,

・470uFのコンデンサ(35V,85℃):150円
・10Aのヒューズ:200円
・ヒューズホルダ(基板タイプ):250円
・適当なプラスチックケース:250円
・あとは中途半端なやる気:プライスレス

見事手持ちのケーブルや端子,半田など含め約1000円の投資でなんとかいけそうです.で,かって来てすぐにケースに穴を開けたり,半田付けしてチューブをかぶせたりして出来上がったのが写真のような状態.製作時間も1ケあたり10分.ついでなんで2ケ作ってしまう私が憎い.でも,思ったより小型に出来た上に,中身の密度も濃いので結構なお気に入りです.名付けてちょっとイナズマ.

さて,あほなこと言ってないで取り付けです.ちょっと失敗したなと思ったのが,端子です.端子は丸端子を使用したのですが,これだと車側のバッテリの端子のねじに取り付けるのがいったん全部外してしまわなければいけないので大変.U字型のものに変更した方がいいなと思ったのは後の祭りで,2つも既に作っちゃってる私が再び憎い.そして本体は両面テープで適当にバッテリの上に貼り付けました.まあバッテリとともに使い捨てにするつもりは無いんですが,一番確実な取り付け方な上にケーブルも短くて済むし...でもバッテリ液を噴いてしまったりした場合は一体どうなるのかしら?一応接着剤流し込んで防水にはしてるけど...まあ細かいことは気にせずとにかく取り付けます.

はじめ端子が変形したりして,接触不良があったりしましたがそれも無事解決してセルを回します.

う〜む,セルの回りは若干よくなったかも.初速はそうでもないんですが,クランキングの2回目,3回目での回転の上がりが顕著で,以前は回転が低いまましぶしぶエンジンに火が入るといった感じだったのが,今ではセルが”ここまでがんばってるんだから自分で回れよ!”とエンジンを元気付けている感じ(意味不明).では,お次は走ってみましょう.う〜む,わからん.確かに2000回転あたりのパワーが出ているような気もしますが,それは気のせいのような気もします.ここらへんは夏場にエアコンをつけて走ったりすると違いが分かるんでしょうが,季節は冬だったので...

あと燃費ですが,これも気のせいかな?会社までの行き来が殆どの場合は特に冬場に燃費が7km/lを切ることがあったのですが,今年の冬は8km/l代が多かったような.まあ今年の冬は2週に1回の割合で近くではありますが高速に乗ることがあったのでそこらへんも利いているのかもしれません.まあ効果のほどは分からない程度あったということでいいかな?どうせ制作費1000円だし.さてあまったもう1ケですがこれはGPZ1000RXのほうに取り付けました.こっちはバッテリも結構新しいのでまったくといっていいほど効果がわかりませんでした.とほほほほ.

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