以前帰省したとき駐車場で左後ろドアをゴリゴリやってしまい，それを自家塗装でなんとかごまかしていたのですが，凹みが結構大きかったのでパテの量が多く，元の形状にはあっていなかった上に表面の状態もあんまりよろしくなかったので，ありありと補修したのがわかる感じでここ数年を過ごしたのですが，ステンメッシュまで奢った車体にこれではイカンと一念発起．いいかげんな補修はやめ，もうここはプロ仕様のウレタン塗装！なんてことを思ってはいたのですが，くじけました．
年式からいくとそろそろ廃車になるタイミングでもあり，解体やさんにはいっぱい車体がごろごろしているはず．したがってそこから程度のいいものを剥ぎ取って購入し，交換してしまおうと考えました．で，近所の解体やさんを探しますが，なかなかないんです．程度のいいものはまだまだ使えるということで海外に輸出したりするみたいでばら売りにはなってないし，高い．まあ，多少傷があってもこだわりはないんですが，こんなでっかいものをネットで買うなんてばかばかしいし...
といいながら，結局ネットでお買い物．関西のお店だったので，直接行くわけにもいかず，結局送料3000円強．しかも，着払いなので妻に申し送りをしておかなければいけないのに，先方がスケジュールを連絡せずに送ったので到着した日には妻はプンプン．
あちゃ〜．ただでさえでっかい品物．場所がないのにこんなものどーすんの！？というお怒り．着払いの3000円も最近では破格なのでもう怒りの頂点におわします．
まあそうなってしまったものは仕方がない．ものはA32で色までは同じなのですが，Sツーリングのもの．それまではSツーリングはエクシモとどう違うのかなんて考えずにASSYで購入したのですが，えらく違う部分がありました．それは
で，また休日の朝からとりあえず交換．まず，ドアヒンジ周りのグロメットを抜いて，コネクタを引き出し，ハーネスから抜きます．下にクッション材を敷き，ねじを緩めて怒り覚めやらぬ妻を呼び，ドアを持っていてもらいながらはずします．次にドアを家の中からエッチラオッチラ持ち出して，再び怒り覚めやらぬ妻にドアを持ってもらいながらねじを固定していきます．車体側からはねじ穴の周りにボスが立っているので，ここちちゃんと嵌めないとドアがゆがんで取り付いてしまいます．妻と呼吸を合わせ，何とか最上部のねじ位置が決められました．最下部のねじを仮留めしたら怒り覚めやらぬ妻（←ちょっとこのフレーズお気に入り）にはお帰りいただいて作業続行です．ねじを締め込んでしまう前に，ハーネスにコネクタを繋ぎウィンドウの開閉とドアロックの確認をします．ここは無事クリア．で，ねじを締めて，ドアの開閉具合を確認して音がおかしくなかったら終了．
で，出来上がりを見ると，前後でドアモールの色が違うし，ドアハンドルも違う．まあ，下品なほどに真っ黒なフィルムはご愛嬌なんですが．この真っ黒なフィルム．しばらく面白いのでつけておきました．すると，数日後に妻がまたプリプリ怒っております．車庫入れが特に夜間やりにくくて仕方ない．とのこと．で，もうこれ以上怒るとお互い健康に悪いのですぐさまいそいそとフィルム剥がしに車へ．30秒で剥がし．剥がしたフィルムを目の前に証拠品として提出して許しを乞うたのでした．あな情けなし．
でも，外したドアがまた場所取るのよね〜．こまっちゃう．
