バキュームグリップ

ドア交換で後ろのドアはある程度見えるようになったのですが,前にもへこみがあります.これを何とかしたいのですが,後ろドアの入れ替えで,うちの中にどっしりと車のドアがある状態では,もう一枚なんてことにはならないわけです.とほほ.

で,以前お買い物しておいた秘蔵品を使います.ホルツのバキュームグリップ.ゴムの吸盤でボディを吸いつけ,引っ張って元も戻すというもの.まあ,効果があるならもうけもの.ターゲットというと,ドアの下の方に直径200mm程度の緩やかな凹みです.

まず,とある休日の朝,その部分をきれいにします.普段ドアの下半分なんてめちゃくちゃに汚れていますので,この部分だけきれいにすると返って目立ってしまいます.ははは.そしてもっと密着力を得るために水拭きしました.

さていよいよ作業.おもむろにバキュームグリップを取り出し,ハンドルを片方寝かせたままへこみ部分に当てます.次に思いっきり引きます.しかし,まったく変化ありませんでした.何度かやってみましたが,まったく効果なしです.ドアの下部分なので,どうも力が入りにくくて,瞬間的に力を集中することが出来ません.う〜ん,これはどうしたものか.

次は,当てる部分を変えてみました.このバキュームグリップの直径や約150mm.それに対しへこみの直径は200mmなので,本当に引っ張って欲しい真中の部分から遠い部分が密着しているわけで,これを避けるためへこみの真中にバキュームグリップの縁の部分を当ててみたのです.で,結局だめデス.ちょっと抉るように引いてみましたが,今度は剥がれやすくなってしまいました.何度もやってみましたが結果は同じ.やれやれ,この形の凹みにはあんまり効果が発揮できないみたいです.

プロは一旦塗装を剥いで棒状のものを鋼板に溶接して引っ張って直したりするようですが,私はそこまで出来ません(溶接機はあるのですが...).今回はあきらめることにします.まあ,目立つ部分でもないのでそのままにしておいてもいいかな?っと.(いいかげん)

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