後期型ライトハウジング(その1)

車齢もついに11年になろうとしている我がセフィーロ.目に余る経たり具合というのは直接走行にかかわる部分では殆どなく,次の車検も通してしまうのはほぼ確実な状況です.ただ一点だけ我慢できなくなってきたのがヘッドライトレンズの黄ばみ.これは実際夜間走行におい光量が減っているとかそんな実害は殆どありません.単に見栄えだけの問題なんです.以前ライトレンズの磨きをご紹介しましたが,あの後黄ばみが目立ってきたら磨き,また目立つようになったら磨きしてきたのですが,数回磨いてしまうと今度はなかなか黄ばみが取れなくなってきてしまいました.どうやら表面だけでなく樹脂の地色がもう既に黄色っぽくなっている感じで,磨き傷ではないのでしょうが,完全にクリアな状態にならないのです.まあ他の同年式と比べても殆どかわわらないので,今まで苦労して磨いてきたのは本当に落ち時凌ぎにしかなっていないのかと意気消沈する有様.

もうこうなったらライトハウジングを交換するしかありません.で,以前より後期型のライトハウジングを狙っていたわけなんですがなんせ高い.後期になるとまだ売り物になるのか事故車からの取り外しが多いこともあって片側8000円ってところが相場でしょうか?そんなのはちょっと私には買えません.しかし最近になって状況は少し変わってきました.というのは社外の格安ライトハウジングが出現きたのです.まずはこれが私のアンテナに引っかかったわけです.

まずその詳細を調査せねば.ということでわかったことはそれはTYC製(台湾製)A32用クリスタルヘッドライトというもので,社外製のライトハウジングASSYでありながらA32の後期型そのまんまの仕上がりをもつというもの.

まあシーリングに問題があるかもしれないので,落札後自分でシールしてくださいとか怪しいコメントもありますが,俄然これを購入の方向で検討に入ります.ウィンカーの仕様やライトハウジングのリフレクタの周りのマスクが黒いものがあったりとバリエーションも選べたりしますのでこういった点も魅力的.価格は14000円からではありますが台湾からの配送料が3000円以上するのでここは考え物です.それとやっぱり台湾製なので台湾の右側通行仕様なわけで,光軸が国内用に合わせこめるかどうかは責任もてませんとのこと.ユーザー車検しか選択肢のない私にとってちょっとここは困ります.

で,これの購入にはやっぱり踏み込めない私が出した結論というのは,

(1)このクリスタルライトを購入する人が急にいっぱい現れる
(2)そうなるとそれまでついていたライトハウジングが売りに出される機会が増える.
(3)その中には後期型の物も増えるであろうから価格が下がってくる.
(4)それをすかさず狙って落札する.

というものでした.そしてこの方針に切り替えてからしばらくしたら後期型のライトハウジングの格安出品が期待した通り出てきました.これをなんとか落札.まあコネクタ類が付属していない上に如何せん中古である点を考えると台湾製に対してあまりコストメリットは感じられない程度まで価格が上がってしまいましたが,それでも今までの後期型のライトハウジング左右の同時落札に比べてお安く落札できました.
ここでつづきます...
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