ベランダに屋根をつけよう(その4)

さて総仕上げ.今日は雨どいを設置しておしまいにします.キットに雨どい一式がついていますので新たに購入する必要はありませんでした.う〜ん便利〜.雨どいはまず屋根の突端にはすでに設置されていますので,その両端に穴が開いている先に足元までの雨どいをつけるわけです.まあ内容はそんなに難しいことはありません.ドレンやエルボを雨どい用のパイプに接着してつけていくだけ.

作業のはじめとしてその既設の雨どい部品の穴の周辺に2箇所穴を開け,パッキンを介しフランジを取り付けます.もう一方のほうは雨どいをつけないので,ゴムのメクラ蓋を装着します.これは簡単.ここからは一応は一般的な配管作業と同じく慎重に進めなければいけません.まずは接着はぜず,軽く圧入してステーを2箇所立てる位置やパイプを切る長さを決めていきます.長さが決まったらパイプを鋸で切ります.木工用の鋸の場合は最後に宙ぶらりんになったパイプがお互い切れる瞬間に割れる可能性があるので手を添えておいたりして念を入れます.

お次は先ほど柱にマーキングしておいたステーの取り付け位置に穴を開けます.一応手すりで邪魔になるのでドリルが入る比較的高い位置に2箇所ステーを取り付けることにしました.このステーですが,ベース部品と,U字型の部品がぱちんと入ってしまうととるのは困難そうなので固定は最後の最後まで行いません.

で,仮止めのときのドレンやエルボの相対位置をマーキングしたとおりに上から接着して行きます.まず,ドレンを接着.この角度があっていないとちゃんと柱に沿わせるパイプに向かってまっすぐ伸びていかなくなってしまうため,気をつけます.ここに採寸した結果にあわせて短く切ったパイプをねじ込み接着.お次はエルボ.エルボを鉛直につければ後は長いパイプ.

思ったほどこのパイプを長く切らなかったのでちょっと先端のエルボの位置が高く,雨が激しくなったらバシャバシャうるさそうですが,そうなったらまたエルボで延長して対応しましょう(←いいかげん).


で,完成!出来上がりはというと,一見まったく玄人工事と見分けがつかない(自画自賛モード全開)感じ.まあ,屋根の取り付け部の2x4材が唯一貧乏くさいところでしょうか?角度を仕様外まで浅くしたため,写真のような出来ですが,朝夕の状況を含めて部屋の日当たりが悪くなるということはありません.このスモークのポリカーボ板は見かけほど日光を遮らないようです.

角度を浅くした難点というと一点だけ雨上がりにでかい雨粒が板上に残りやすく,それが汚れにつながりやすいという事でしょうか?どうも雨上がりに風が強い状況が続いた場合はシミのように残ってしまいます.まあここは日当たりをあまりにも重視したので唯一の反省点でしょうか.とにかく自己満足度は100点満点の企画でした.あ〜楽しい.

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