フルスケールメーター

フロントフォークを仮付けするに当たって作業の邪魔になるので外したメーター.750Rのメーターは別に持っているのですが,こちらはグルニエで保管.庭のNINJAについていたのはケースが1000RX,中身が750Rという代物.で,いろいろ欠品もあるという状態.900Rに750Rのメーターをつけるのは仕様的にはまったく問題ないのですが,私的にはなんとかフルスケールをつけてみたいところ.で,うちには既にメーターのみ入手済み.で,これをネタにフルスケールメーターを拵えましょうというのが今回のお題.

まず,フルスケールメーターと750Rメーターを見比べると一見メーターとタコの配置だけが違うように見えますが,このせいでかなりな部品が違うことがわかります.まず,ケースはトリップリセットと電圧計のボタンの表示が逆.これは1000RXのケースを使うことでクリア.次に下側の白いケースですが,メーターギアが取り付く部分が左右違うことにより,まったく形状が異なります.それにメーターステーは左右逆勝手になります.で,これらの部品はバイクやサンに新品を注文しました(←太っ腹〜).でもひとつ手違いがありました.注文のときに使ったパーツリストが実はA7以降の輸出分だったのです.

実はA6以前とA7以降ではボルトメーター機能の有無と,そのボタンの数と形状,それに0点の位置が異なります.A6まではフルスケールが左右均等に扇形になるのに,A7以降は0点が鉛直下側にくるのです.また,内部の光の反射具合が変わっているので,燃料計と水温計のクリアプレートの形状も異なります.でも,この部品を使いたいので,未だ入手していないタコメーターはどうするか考えました.A6以前用のタコメーターを入手しようとすると,0点を真下に向けなければいけないので,約120度傾けなければいけません.まあこれもレーサーっぽくっていいかなとも思いましたが,やっぱりやめました.多少変な感じもしますが,A6以前のメーターとA7以降のタコを並べることにしました.タコメーターはYAHOOオークションにて逆オークションをかけて入手.幸いにも安価でZX10用が入手できました.レッドゾーンが11000r.p.m.からなのはご愛嬌(^^;.

さて,次はケースです.ケースは前回750Rのときに入手した1000RXの物を使うつもりでしたが,これに問題あり.前回のレポートにて割れていた燃料計の窓にプラスチックを入れ込んでいたのですが,これが傷つき曇っていてなんともみすぼらしい.よってガラスに入れ替えます.750Rのケースからガラスを移植してはめ込みます.あと,ZX10のタコメーターにはボルトメーターがついていませんのでボルトメーター用のボタン穴をゴム板で塞ぎます.VOLTのロゴはまたまたご愛嬌(^^;.で,組み立て,750Rのものからハーネスを移植しておきます.速度警告のコネクタがあまりますが,もともとこれは使わないので遊ばしておきます.


で,一旦出来上がったのですが,見れば見るほど左右のミスマッチに違和感が感じられ,耐えられなくなってきました.思わずメーターのみYahooオークションに出品があったので,落札.で,出来上がりました.うーむ,当初の予定と違うし,予算もオーバーしている.しかも余り部品が出てしまった.計画性の無さに悲観しながら,また12Vを適当なACアダプタでくれてやり,チェックします.ああ,また点灯すると情緒が出てきて素敵.メーター弄るたんびにこんなことやってて,ほんと進歩のない私...

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