今度はウォーターポンプごと交換

車検に落ちて,ライトだけならまだいいものを再びクーラント漏れに見舞われた我がニンジャ.なんとかせねばということで,まずウォーターポンプを外します.案の定しっかり入れ込んだはずのパッキンが,もう軸の真ん中へんまで外れて出てきています.こりゃだだ漏れになって当然ですな.

実はこの時点でちょっと安心しました.というのは,ウォーターポンプを完璧にしたのにも拘わらず漏れが再発したとなると,原因は他にあるということ.となるとエンジンを開けなければ治らないところに原因があるに違いないわけです.こうなったら私の場合エンジンを下ろしてばらすなんて芸当は出来ない(やらない)ので,手っ取り早くエンジン交換かな?なんてことになりかねないからです.

しかし原因がウォーターポンプであるとなると話は簡単になります.ウォーターポンプの状況を見ると,パッキンを押し込んでも結構簡単に回ります.ということはシール性が低下しているということ.逆挿しでパッキンがやられてしまったのでしょうか?それにパッキンを外して軸を廻してみると,結構ゴリゴリしています.こういったところも漏れやすいという原因の一端を担っているのでしょうか?

こうなったらウォーターポンプをASSY交換です.かといって手持ちのもの(結構軸の摺動抵抗もしっかりしているのですが)が安心できるわけでもないので,購入となりますが,新品を買うほどの大英断も出来ない私.で,ヤフオクでA11の最近まで稼動していたものを購入しました.結構安かったのですが,もうこうなったら何回かトライしていいやつを探すべ〜とまた悪い方向に考えが行ってしまったのです.そんなことして失敗したらまたエンジンによろしくないのにね〜.

またこの判断にはこの部分のパッキンが最近のものは強化されているという情報があったのも事実です.どの時期からそうなっているかはわからないのですが,A11なら確実だろうと踏んだわけです.

で,やってきたウォーターポンプはまず外観は綺麗.パッキンはどうも私の手持ちよりも肉厚が分厚いものを使っているようです.シール性はどうかわかりませんが,軸を廻してみたところ,適当に重く,スムーズに廻ります.

頼む.もってくれ!と祈る気持ちで次の週末の朝早速取り付け.もう慣れたものです.20分もすれば元通りになるほどウォーターポンプの交換が手早く出来るようになりました.とほほほほ.取り付けてはたと気が付いたのですが,オイルとクーラント,フィルタがもうありません.仕方なくいつものホームセンターとドラスタにCastrolのGTX3本とクーラント,フィルタを買いに走りました.そんな中早速エンジンを廻して試運転といきたかったのですがあいにくの雨が降ってきたので,とりあえず試運転はお預けにしておきました.その日は夕方に試しにエンジンをしばらく廻してもみたのですが,それだけではぜんぜん安心できない.またどうせしばらく走らないと漏れなんてわからないんだから.と,もう開き直ってしまっている私でした.

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