まあ車検も取れたということで，早速試運転といきましょう．まず前回レポートしたとおり低速のスムーズさ，パワフルさはやっぱり違いを感じます．本当に発進，右左折などの動作がスムーズにできます．音も静かで，まったくカチカチという音が聞こえません．一方高速側はどうなるかというとそうでもありません．5000回転以上は900R一号機とまったく変わりません．
う〜ん，ということは１号機は音がうるさくって，低速側のパワーがあんまり出ていないっていうことか〜．そうなるとどうせ200km/h以上使わないんだったら，低速側のピックアップだけしっかり回るようにすればいいのかな？
この直後に同条件でチェックすべく１号機で同じコースを乗ってみましたが，上記と同じようなインプレでした．この結果私が感じたのは１号機が意外にいけてるということでした．というのは私の常用域はかなり低いので，常用域を太らせたりピックアップを鋭くするのであれば，今のエンジンのままでも十分ではないかということを感じたのです．そうならば１号機にこの先いろいろな手を打ってこの２号機のような乗りやすさを備えた形に仕上げることが当面の目標として見えてきたわけです．
さてこの２号機の製作日記はこんなにも完調に仕上がったためここで終了です．このあと２号機は人様に譲ってしまったのでもう私の元にはありません．えっ？完調なんだからそっちに乗り続ければいいじゃないかって？ヘルメットもつくったんでしょってか？だっても，そうこないのが私の特性だって皆さん知ってるでしょ！
ということで最後にこの２号機の出来上がりの写真でお茶を濁してしまったりする私でした．ではまたほかのコーナーで！
