ブレーキ&クラッチ

フロントはフォークシールを入れ替えたときにはまだブレーキ周りを取り付けていませんでした.今回はとりあえずまたメッシュホースでいくとして,メッシュホースの入手です.といってもブレーキ,フォーク周りが前期型なので短いのと長いのとが必要です.前期型のニンジャはこの短いほうの入手が大変...と行きたいところなんですが,実は既に入手済.以前部品取りとして入手したフロントフォークASSYにキャリパーなどと一緒についてきたのです.そうなんです.散々部品取りで今までフロントASSYが登場しましたが,それ以外にもフロントASSYがあるなんて,本当にあきれたもんです.

ということで,今回は長いほうの入手.ものはNSRについていたものということで少し短めですが,この長さだとちょうど750Rのハンドルに対し分岐部分までの距離がどんぴしゃ.本当だったら少し短くって使えないはずなんですが,私の買ったものは少し余裕を持たせてあったんでしょうが,無改造で付くのを偶然にしても引き当てたのが結構な快感.う〜ん,やめられまへんな〜.

で,早速取り付け.ニンジャ2号機では,SUZUKI方式(←勝手に名づけてるし)にしたんですが,結構エア抜きの手間も大変なんで今回はせっかく長さのあったホースが手に入ったこともあって純正の取り回しにします.キャリパーは今回は部品取りのA4-6のもので,銀ボディ.フォークも同じです.まあシール類の交換などはしませんが,もし動きが悪かったりしたらそのとき考えましょう.(←いいかげん)

ブレーキマスタは同じくうちに在庫のあったZX-10用です.といってもニンジャ用と違いはないんですが,今回はこちらもアジャスタブルになっていて,今まで組んだ忍者ではなかったクラッチ,ブレーキ両方がアジャスタブルという組み合わせです.う〜ん,ゴージャス!

ということで組み付けは15分ぐらいで終了.恒例のエア抜きです.前期型のエア抜きは1000RXも含めて7-8回やっていますので,もうぜんぜん苦になりません.逆にリアとかだと一瞬で終わってしまうので物足りない感じなのです.(←ちょっと異常者モード)

そんなこんなで,自己満足に浸りつつ作業をテキパキとすすめ,なんとこちらも15分でエア抜き終了.実は10分ぐらいで終了してもよかったんですが,念を押して6箇所のブリードバルブについてもう一度やり直したのでこの時間になっています.

で,その出来はというと最高です.今までやったどのエア抜きよりもカチッと握れます.これを一度でも感じてしまうと9Rも1000RXもちょっと見劣りします.う〜む,まだエアが入っているのかしらね?それでも普段問題は感じないのでその2台を即座にやり直ししたりはしないんですが,どうも今回のが完璧すぎる.

ということで,時間も余りそうなのでそのままリアとクラッチも同じくステンメッシュでやってしまいます.これらも適当にニンジャ用のクラッチホースということで売られていたものと,他のバイク用のリアのものです.実はクラッチについてはニンジャ用ということで購入したんですが純正の取り回しだと少し短いみたいです.仕方なくオイル口のあたりを這わせて対応します.

これらのエア抜きに関しては本当に物足りないほど早く終わってしまってここで話題にするほどではないですね.ということであっという間に全てステンメッシュになりましたが,実はこの作業,クラッチ噛み込みのせいでとても大変だったのです.メインスタンドを一旦掛け,そこから車体を下ろしたらその瞬間しばらくは噛み込まずに押し引きが出来るんですが,何かの拍子でかみこみだすと押し引きがぜんぜん出来なくなってしまいます.メインスタンドを掛けなおしても動く確率は半分ぐらいなので,タイヤをずるずる言わせながら前進後退させながらの作業で結構腰が疲れました.とにかく作業効率を上げるためにも,これを何とかしないといけませんね.

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