さて,前回火入れは成ったものの許容できない異音がするということで,何らかの対策が必要と考えられる今回のニンジャ.まあエンジンをまるまんま載せ替えとかすればいち早く解決できるかもしれませんが,最近のニンジャのエンジンの価格はちょっと尋常じゃないぐらい高額でして,とてもエンジン換装に踏み切れる私ではないのであります.しかももう30年以上の車齢のものから外したエンジンなんて圧縮OKとか書かれていてもノントラブルを保証してくれるものではありませんので,大枚はたいて想定外のトラブルを背負い込むなんてことにもなりかねないわけです.
で,次の方策を考えたのですが,まあ一番妥当なのは中古ヘッドを購入して自分でレストアしてそれでヘッドのみ換するというもの.まあ車体からヘッドを外してでもいいんですが,長期間ヘッドなしの状態で屋外保管したくないので,ここらへんは悩みどころです.で ,そんな大工事をする前にまず1点怪しいところを思いついたのでまずはそこからやってみることにしました.
というのはこのヘッドからの異音が排気から出ているのではないかという疑惑があったからなんです.そもそもの発端がこのエンジンにマフラーを取り付ける時にスタッドボルトが1本だけなくなっていたことになります.このため本来なら純正の新品スタッドボルトを購入してそれを介してエキパイを取り付ければよかったのですが,手配が面倒だったのでねじをぶった切ってスタッドボルトを自作しての代わりに使用していたのです.しかしその後の取り付け作業で,なかなかこの自作スタッドボルトに取り付けたナットがきっちりと締まった感がでないのです.よく見たら少し自作スタッドボルトが外側に曲がってきていて,フランジに適正な力が加わっていないようでした.それでもこの程度だったらいいかな?と安易に作業を続行したのを思い出したわけです.

なので,新品の純正スタッドボルトを購入し,次の週末早速作業です.ひとまず取り外しですが,これはラジエターの隙間からレンチを突っ込んでばらすことができました.確かに締付力がそう強くなかったこともあって,比較的簡単に取れたのですが,外したスタットボルトは写真のようにひん曲がってしまっています.これでは正しくエキパイが締結できていたとはいえませんね.反省すべきポイントを目の当たりにして情けないやら悲しいやら.

で,今度は純正新品のスタッドボルトを取り付けるわけですが,作業には完ぺきを期したいので今度はラジエターを外していきます.クーラントまで入れているので一旦抜いてからホースなども外し,ステーも外してすっきりと正面からスタッドボルトのナットを締めこんでいきます.今回はスタッドボルトが曲がることもなく,すんなりと締結力がかかった感じで明らかに以前とは異なります.手ごたえを感じながらラジエターなどを元に戻し,クーラントを入れ再度エンジンに火を入れます.
で,肝心のエンジンの音は?というとこれが全然変わらないわけです.ということはやっぱり少なくともエンジンを開けないといけないってことになります.ちょっと脱力しつつ次回に続きます.