JUNKパーツ考

JUNKパーツ.なんて素晴らしい響き...PC自作の上でこんな美しいものに触れられることを私は至上の幸せに感じる...

こんなコメントを付けてしまうほどにJUNKパーツに目がない私はいろんなところからJUNKを集めます.私が一度使ってそれ以降箱に収まっているものがほとんどですが,他の入手先はたいてい会社のごみ箱にある品やNiftyのBBSやショップのレジ横に積んである投げ売り状態のパーツ類です.ショップに並ぶJUNKというのは大体が,メーカーが倒産してしまったものや,特定の組み合わせでエラーが出るもの,ドライバのインストール手順が煩雑なもの,定番商品の入れ替え,倒産ショップの横流れ品などが多いでしょうか.

JUNK商品扱われかたですが,売れ線のJUNKは大体レジ横にあって,売れ線でないJUNKは店の片隅にひっそりとおいてあるのが一般的です.JUNKが好きだからといって店の隅とレジ横しかうろうろしないとなると怪しまれますので,あまり人には薦められませんが,大体私はこのような形でJUNK商品をリサーチしてます.会社のごみ箱ですが,これはCPUファンのファンの部分の樹脂ベアリングがイカれて回らなくなったものや,ノートPC用の小容量HDD,4MBのSIMMなどがあります.CPUファンは大きさのあうファンを買ってきて(300円ぐらい),ヒートシンクの上に無理矢理付けてコネクタを移植すれば,復活します.ノートPC用のHDDは2.5-3.5インチの変換アダプタ(1500円)を買ってきて3台くらい合わせば1GBの容量が確保できます.4MBのSIMMはSIMMコンバータを使うか72pinを8ソケットもつマザーと組み合わせれば32MB確保できます(そんなこと今までやったことないですけど...).他には前のページでも書いたVRAMだけとか,壊れたマウスとか探せば結構あります.一度ごみ箱でAdaptecのAHA2940を見つけたのですが,それは問題無く使える事が分かり,もともとが高価なカードな上,その頃会社のPCでSCSIカードを買おうと思っていたこともあってそのまま会社で再利用しています.また私が使用しなくなったVGAなんかも会社のPCが故障したときに持っていったりしてますので,とんとんっていう感じですね.

BBSでは一斉放出のような掲示を出している方からまとめて買って値切ったりして入手します.結構4倍速のCD-ROMや2Dは早いが3DはさっぱりのVGAとかSocket7の初期の頃のHXやTXマザーとかが安く手に入ります.古いマザーでもBIOSをupすればK6なんかが使えるものもあって,魅力的ではあります(K6-2も動くかも...).

あとはこれらがごく自然に日に日に溜まってきますので,ケースとHDDとCPUを買い足せば一台組めるようになります.ケースについてもATであればただ同然の値段で手に入ります.またCPUも最近安くなっていて7000円払えば1年遅れぐらいのCPUが手に入ります.これを組み上げます.さすがにOSは購入しませんが,動作確認が終わった時点で,これを親しい人に里子に出します.頻繁にマザーボードを交換する人はよくウサギのようにPCが増殖するといって嘆いていますが,私は自宅のPCは1台で十分なので,こうしてしまうのです.最近はJUNK集めを自制しているので,あまりこのようなケースは減ってきています.だってこのまま続けていると大赤字なんですもの...ですから安くすぐ作ってくれと言われても困りますので悪しからず.

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