私の会社で愛用しているPCはATです(しつこい).プリンタサーバーやスキャナの接続端末をやっているのと最近のデータの肥大化に対応して高性能PCへのupgradeを考えました.今現在廉価版CPUの世界ではIntelのCeleronとAMDのK6-2の一騎打ちの様相を呈しています.IntelはSocket7から撤退し,新たなチップセットの供給さえも行っていません.Socket7はCPU,チップセットともに完全なIntel Outsideです.一時期インテルの出したi740のVGAはインテル以外のチップセットでは動かないというばかげた現象もありましたが...この争いを一部の人はSocket7とSlot1の争いといいます.
当然upgradeにおいてはどちらにしようか迷うわけですが,同じような性能のPCが同じ価格で出来上がるのであれば,安定を選ぶのが会社人...今回はSlot1をミニタワーに入れ込むことにしました.GIGAのGA-6BAというのを買ってきてもらって,いざ!ところがケースの素性がいいからなのかどうか,5インチベイと電源の下側に雨樋のようなスペースがあって,電源LEDやその他の配線を収納する板金がCPUとCrash!!仕方が無いので,その板金を内側にペンチで折り曲げ対応しました.また元々がミニタワーなので,IDEケーブルや電源ケーブルが行き交うスペースにCPUが立ちふさがり,CPUの廃熱はどうするの?って感じになってしまいました.またこのマザー,CPUのFANがついている側にAGPカード,その横に直角の形で背の高いSDRAMが立っています.ちょうど4方を囲まれた上にケーブルがごちゃまんとあるわけで収集もへったくれもありません.
その手のお話華やかなりし頃,○○○ーシャのPCを専門家に見せて,"バラックみたいですな"というコメントを頂いていたテレビ局の記者が居たが,その時の専門家さんはこの状態を見てどういうだろうか非常に興味を掻き立てられました.
とりあえず元気に今動いているので,あまり気にしてませんがこの夏が心配...
会社のPCのupgradeでいくと他にはFMVのupgradeがあります.とりあえずSIMMやHDD,CD-ROM,キーボード,マウス,モニタを生かして,ケースと,マザー,CPU,FDD,VGAを買ってくるという手法です.大体7万くらいで立派なATX機が出来上がります.世の中にはCPUアップグレード用に,下駄を履かせたCPUを高額で売りさばくメーカーも居るようですが,金額の割に効果は薄く,一年もすればスピードがアップしたかどうかも忘れてしまうようなもんです.ケースが変わればなんかリフレッシュしたような気分にもなるし,この方法はお勧めです.
あとはGateway2000とかの出来合いATX機ですが,これはまだやったことありません.やってもCPUとマザー,VGA,あとはSDRAMぐらいを買ってくるわけで,あまり自作っぽくないかもしれません.見た目も変わんないし...けどやっちゃうんだろうなあ...(ほとんど病気)
