入力機器考

実は私はキーボードを一度も替えたことがありません.初めて購入したAT機には106キーボードがついていました.当初ゲームを中心にやってはいましたが,日本のゲームが中心で,その他も日本語アプリしかやらないので結局は日本語キーボードしか必要なかったのです.Win95の登場で109,108キーボードが登場しましたが,Windowsキーが増えたとはいっても2つのキーを同時に使えば代用が効くものですし,不便を感じたことはありません.一方市場価格の方はというと109キーボードでも1980円なんていうのが登場しています.キーのタッチを試てみると,そんなに悪くありませんがいまいちです.私のキーボードはタッチが軽いのですが,ボトムまでその軽さが一定で非常に打ちやすいのです.恐らく1980円のものを購入すると後悔するだろうというのと,一度1980円を見てしまうと,それ以上高いものは買う気になれないという...結局買い換えそびれている理由がそこにあります.例外としてMicrosoftが一時期出していたErgonomicキーボードも一時期考えましたが置き場所を考えると購入する気が徐々に消えていきました.トラブルといえば2-3年前,息子がよだれを潤沢にキーボードの上に垂らして→キーが効かなくなりましたが,根気よくキーを押し続けて復活させました.恐らくこのまま復旧不能になるまで使い続けるのだと思います.

またマウスもかなり古いものを使っています.はじめ付けていたのはSerialマウスで,980円で売っているものでした.これは前のユーザーが付けてくれたものですが,クリック感は最低でした.ボタンの初期押し込みにかなりな力を要する上,底付きした時の接触感が足りず,肩に無駄な力が掛かります.マザーをPVI486SP3に替えたときに偶然ASUSのPS2マウスコネクタを見つけて購入し,それを付けたとき同時にPS2マウスに替えました.それも会社で捨てられていたMicrosoft Mouseでした.これは現行のスクロールホイール付きのものでも採用されている通称"ナスビ"デザインではなく,一回り小さいものです.捨てられていた原因は左ボタンの接点であるリミットスイッチがいかれていて,シングルクリックでもダブルクリックしたのと同じ現象が起きるため捨てられていたのです.これをごみ箱から引き上げ,左右のリミットスイッチを入れ替えて半田付けして復活させました.なんせ右ダブルクリックを要求する機能というのは私の使うアプリケーションでは,存在しませんから.じつは"ナスビ"なMicrosoft Mouseも持ってはいるのですが,妻の手のサイズになじまないということで評判が悪く,このマウスにしたところ好評であったためそのままにしています.

ジョイスティックは,これは友人から安く譲ってもらったものです.フォースフィードバック付のSidewinderが出たときにそれまで定番だった3D-Proを2000円で譲ってもらいましたが,これのおかげでPWR128Pに付いてきたMotoracerが出来るようになりました.

このように入力機器も金をかけないで満足したものを得るというポリシーを完遂しております.ははは.

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