GatewaySolo9100(その2)

先日の作業から反省しながらいろいろ情報をリサーチしたところ,結構Solo9100というのはその末尾型番や液晶サイズによって違うところが多くて互換性がないことがわかりました.まあ,ジャンク同士を合わせて何とかしようとしているのと,今はなき日本ゲートウェイの機体の情報を探るのもえらい骨が折れることなので,詮索し始めると何も出来なくなってしまいますし,あんまり楽観的に考えると二の轍を踏みそうな危険さが芽をのぞかせ始めます.

で,一考したのは,

・MMXPentiumのバージョンであれば合う可能性が高い.
・液晶サイズが違っても物理的に付けば大丈夫では?

ということ.まあ,そのものズバリが手に入ればよいのですが,これがなかなか手に入らないのでこういう路線で行くことにしました.しばらく時間はかかりましたがMMXPentium233の本体NG品で14.1TFTのものをなんとか入手.早速作業と相成りました.

で,今回も2台を並列にしてばらしていきます.案の定14.1TFTですから以前のものと同じく,ヒンジが異なります.今回はここらへんは覚悟しているので作業は早いものです.完全に1台ばらすのに10分という好成績(←もう目的が変わってきているような気が...)

で,今回もやっぱりVGAごと入れ替えました.同じC&TのVGAだったはずが,少し基板が違っていて,液晶側,インバーターへのピンアサインも異なるようでしたので...ここらへんからいやな予感がしてきました.ようやっと電源が入れられるようになりまして,パワーON!結果は?...NG!

再びえ〜???という感じ.前回と同じく本体側のVGAコネクタからも信号が出なくなっていて,もう私って全く進歩なし!

落胆していても仕方がないのでちょっとここで家族と一緒に外出して頭を冷やします.ふつふつと何かしら自分なりに前進できないものかと考えたのですがあんまりいい案は浮かびません.う〜ん...

外出から戻り,とりあえずそのまま組むのもいやなので今度はCPUのみ入れ替えてみました.要は新たに入手した機体のブート不可な状況を見て推測したのですが,こちらの機体はメモリかCPUがおかしい可能性が高いと踏んだのです.メモリはほかの機体で確認しましたので,あるとしたらCPU.これでだめならマザー,VGAなんかなんとも出来ない部分.これで諦めが付くでしょうということで,黙々と再び組みます.

すると,なんと立ち上がるではないですか!14.1TFTの画面にブート画面が写り映り,Windowsが動いています.でもいくつか利かないキーがあります.そこでもう一方の機体からキーボードを移植しました.すると全く問題のない状態になり,遅いながらも実用上問題なくなりました.どうやらこちらの機体はCPUとキーボードが逝っていただけだったようです.ぱ〜っと目の前が明るくなったような,そんな気分です.あ〜,充実感.

紆余曲折があり,ターゲットの機体は遷り変わってしまいましたが,なんとか1台復活させるという目的を達することが出来ました.

でも...このあとバラバラになった機体を一台組み立てなければいけないのはこの上ない苦痛〜.やっぱり今日も指が痛いし...

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