OSについてですが，ノートはWinMeですが，デスクトップは変らずWindows98でした．でもWinMeはとっても重くって不安定なので，どうもインストールする気になれない．会社でよく使うWindowsNT4.0は枯れてていいんですが，4GB以上のパーティションをインストール前に用意するのに非常に苦労する．かといって4GB以下のCドライブを使うのも悔しい．
そんな時発売されたWinXP．実家のPCはWinXPのものをこのお正月に購入のときに付き合ったのでよく知っています．ネットワークの設定など非常にやりやすかった上，素人にもわかりやすいインターフェイスが非常に印象的．でも古いOSで使えていたアプリが動かなかったり，いわばソフト屋思い込みの”操作感の向上”が評判が悪かったりもしました．XpHomeがドメインに参加できないと言うのも，その一部でしょうか？会社でXpHomeを購入して大失敗したりしました．
発売後半年も経ち，それでも会社にも他にXpProfessionalがボツボツと導入され，その安定感も実証され始めました．
といっても別にそんなすごく魅力を感じていたわけではありません．ただ，32bitのOSを使って日頃会社で使っているアプリを同じぐらいの安定感で使ってみたいというのがありました．というのも，会社でAMD-K6（チップセットはMVP）のマシンを再インストールしていたときのこと．その時はとにかく安定させたい一心でNT4.0をインストールしてみたのでした．まあ，うちで4into1ドライバであんなにてこずったのですが，意外や意外．インストール中CD-ROMの認識に一度もしくじることも無く，手動で入れたのは古いPCIビデオカードのドライバのみ．おおっ！これは気づかなんだ．INTELアウトサイドはNT系と相性がいいのかも？
で，少しずつ魅力度が増していったといった感じでしょうか？でもすぐに飛びつくわけでもなく，何かついででもあったら...というのがここしばらくの私の本当のところであったのです．そんな最中．ヤフオクにもかなり飽きた私が個人売買のとある掲示板を覗いていたのですが，なんとWindowsXpHomeをお安く出している人がいるではないですか！はじめは質問をして，コピー品でないことを確認．個人で使っていたがいらなくなったとの事で，マイクロソフトにも”一度だけ譲渡できるようなシステムになっている”ことを確認して，いざ購入
早速着くなり何のバックアップもとらず（日頃のバックアップはありますが），上書きインストール．いざ，人柱にならん！という気持ちと裏腹に，インストール結果は素直そのもの．何のドライバも入れずに新しいデスクトップが現れました．しかし，動かないソフトやハードウェアはあるようです．表面的にトラブルとなって現れたのは下記です．
肝心の使い勝手ですが，まあすぐに慣れます．Meになったときに比べればインターフェイスの違いによって感じるストレスは少ないようです．あと，起動，終了時の重さはあんまり感じません．クリーンインストールではないので，そこらへんは本来はもっと効果を感じることが出来るのかもしれませんが...ソフトの落ちやすさですが，殆どのケースで問題ないようです．明らかに安定性という点で向上しています．Windows2000とかと比べてどうかという点では，これは全く差がありません（あたりまえ）．
で，もうひとつの効果．それはうちの特殊な非常時接続ナローバンドADSLの通信速度．平均47kが平均67kへ跳ね上がりました．これはパケットサイズがXpではADSLなどに最適化されているといったことも影響しているのでしょう．でも以前MTUなんかでパケットサイズを色々変えたんですが，殆ど効果が無かったような...まあ，結果的には向上したのでいらない詮索は止めましょう．
こういった効果もあり，私的には非常にお得なアップグレードになりました．あ〜よかった．
