7年目の車検

ホントにプリウスについては何にもしなくてすいません.ついに7年目の車検です.

最近とみに千葉運輸支局での車検は予約がとりにくく,2週間前の夜中0時でないと確実に予約できなかったりします.たまにキャンセルが出るのか0時に見たときそれ以前の日が予約できたりしますが,入力内容でまごまごしていたりすると他の人にかっさらわれたりしてしまいます.そんな厳しい状況の下,今回はちょうど息子の車も同じ時期に車検ということなので,ユーザー車検の指導がてら一緒に行くことにしました.といっても息子も私も仕事があるし,車検のタイミングも2週間近くずれているので,そのラップした約2週間.それも二人ともが休める日程をあらかじめ決めてからその2週間前の午前0時を待ちます.

結局そのピンポイントの日程で予約を取ることができ,その日までに自分で予備検査を実施します.息子の車とプリウスと両方の整備,検査項目を順にチェックしていき,まあ光軸以外はなんとかなりそうです.特に息子の車は中古で買って初回の継続車検になりますので,光軸は果たしてどうなのかわかりません.私が適当にいじっておかしくしてしまうのも嫌なので,1回目落ちたらテスターに行って対応することにしました.

さて当日.予約したのは午前中の第一セッションなので朝かなり早めに息子とは別々に家を出ます.現地で落ち合ったら書類,印紙を購入します.なお,昨年度から用紙は有料ではなくなったので,ここでは印紙の窓口で用紙に貼った状態にしてもらうのみです.自賠責を継続し,車検の窓口の脇にある検査の申請用紙に記入するように言われたのですが,なぜかその用紙がありません.窓口で確認したらあわてて出してくれました.どうやら朝早すぎたようでした.

そして息子に書類の書き方を説明しながら自分のやつを作成していきます.最近は目が悪くなって,細かい字を綺麗に書くのが結構負担になってきました.なのでゆっくり書くようにしているため,書き始めは息子よりも早いのに書き終わるのはそう時間的に違わない結果となりました.要は息子に指導していることが全く時間に影響を及ぼさないという結果に,なんとも喜んでいいのか,悲しむべきなのか.複雑な心境です.

そして指定された4番レーンへまず息子の車で向かいます.息子の車は光軸が怪しいので,先に一度通して,テスターへ行く時間を確保しておこうという魂胆です.ほどなくして息子の車の順番になり,灯火類,クラクション,車体番号などの確認.今まではそんなことなかったのですが,ここではフロントガラスに貼ってある点検証のステッカーをはがすように指示がありました.

で,一応付き添いで来ていることを告げ,ラインの見学者通路から指示を出しながらラインを順々にクリアしていきます.特に車体を斜めにしないように光軸検査の前に気を付けて車を前進させるところでは苦労しました.自分だけだと,そんな精度も出ていないんでしょうし,そんなに慎重でなくってもいいんでしょうけど.そして光軸検査ではなんと両方とも合格.ちなみに今回から検査はロービームで行うことになったようです.バイクはそのまんまハイビームのようですが,事前に光軸を合わせてから行く人は要注意です.

下周り検査のあと息子には出口のボックスで検査表に印をもらうように伝え,今度は私の番です.まあ,フロントガラスのステッカーぐらいかな?と思っていたのですが,なんとフォグランプが両方ともつきません.そういえば整備,検査表ではフォグランプの記載がなかったのでチェックしていなかったのです.う〜ん,どうしよう.まあラインにそのまま入ってOKということだったので,ラインをクリアして光軸もOK.でもフォグランプが×なので,これをどうしたもんか.対策には時間がかかると判断し,息子はそのまま帰しましたが,指導するはずだった自分が最終的に残ることになって,正直面目丸つぶれです.

それに今回最悪なことに工具を持ってきていませんでした.これは私の手落ちなんですが,プリウスの場合よもやそんなことにならないと思って,バイクの場合は必ず持ってくる工具セットをもってこなかったのです.なのでまずは運輸支局に一番近いホームセンターに行って一番安い工具セットを購入します.で,ホームセンターの駐車場でまずはバルブのチェックです.これは両方とも切れてはいないようです.次に配線の各接続点に腐食や破損がないかを目視チェックします.というのもテスターがないもので導通チェックを電気的にできないのです.ホームセンターに売っているテスターはどれも高いものばっかりで,購入意欲が全くわきません.そのため,導通に関してはテスターを使わない決心をしたのです.(どんな決心やねん!)

一応腐食も破損もないですし,スイッチ側は普通に点灯もしているようなので,問題ないと見ました.あとはリレーです.リレーといえば取り付けのときに上下さかさまに取り付けるしか手がなかったということで,少し不安の残る施工が施されています.外観的には腐食もなく,いけそうなのですがスイッチの入り切りで全く音がしないのでまずリレーはかなり怪しいと判断しました.

そしてそのホームセンターの売り場になぜかエーモンのリレーが1つだけ売られていました.これは天の思し召し?ということで購入.でも相手は中国製の怪しいフォグランプ後付けセット.ピンアサインが同じかどうかは一切わかりません.多分同じなんでしょうけど,強行して何かほかのトラブルを生んでは元も子もありません.かといってテスターを高額で購入するのも気が進まない.この時点でほぼお昼前になってしまっています.う〜ん,悩ましーっ!

で,結局運輸支局の窓口に相談に行くことにしました.相談の結果,

フォグランプは任意装備なのでないならないで構わないが,ある場合は点灯する必要がある.ない状態というのはバルブを外しただけではなく ライトハウジング全体が車体にないことが最低限必要.

とのことでした.

したがって今度は運輸支局の駐車場でフォグランプ自体を取り外すことにしました.はじめどうはずしていいか何の資料もなく困っていたのですが,ふと自分のwebに写真があったことを思い出して,タブレットで自分のwebを見ながらどのように取り付けてあるかを理解することができました.あとはジャッキアップして地べたに寝ころび人目を気にせず作業するのみです.

そうこうしてバンパーにフォグランプの部分だけ穴が開いた格好悪い状態ではありますが,なんとか車検は通すことができました.帰宅して早速テスターでピンアサインを確認し,ついていた中国製フォグランプキットのリレーと同じアサインだったようなので,ホームセンターで購入したエーモンのリレーを入れ替えたところ,無事フォグランプも点灯させることができました.

一応中国製フォグランプキットの品質の怪しいリレーといえど上下反転させて取り付けていたことも反省すべきポイントではあるので,今回はちょっと配線がギリギリではありますがちゃんと天地そのまんまで取り付けておくことにしました.

,これにて1件落着です.といってもフォグランプ.よく考えたら一度使おうとして点灯していないことに気づいていたのを今更ながら思い出しました.車のメンテナンスは補助装備も含めてちゃんとやっておかないとだめよというのを地で行ってしまった私なのでした.

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