メーターバルブ

車検そのものは大変順調だったのですが,その帰路に1点不具合を見つけてしまいました.それはメーターの明かり.トンネルを通ったときに全然点灯していないので,おっかしーな〜と思ったのです.以前から電気系統の疲労が激しいことが判っていましたので,まさかハーネスが逝かれているとか,メーターそのものが大変なことになっているとか色々悪いほうに想像しました.でもメーターはスピード,タコ,燃料計,水温計がほぼ正常な動きをしていますし,メーターの明かりに関連した電気系統のみが逝かれているなんてことがあるのかしら?と帰路の途上でいろいろ考えました.

ちなみに往路も当然同じ状況であったと推測されるもののまったくこれに気づきませんでした.これに気づいていたら車検を受けるときに落ち着きが無くなって,挙動不審になっていたかも知れません.ちなみにメーターの照明は車検の項目にもないので,いざ切れているのがばれても車検は通っていたはずなのですが...

帰ってすぐにメーターを開けてみたところ,特にメーターの電気系統に目立つ損傷は見られませんでした.メーターバルブのソケットにも水が浸入したり,腐食したあとはないようでとりあえず電気系統の物理的な不具合ではないようです.バルブについては点灯確認をしましたが,大小5ケ中4ケまでが切れてしまっていました.メーターステーがある部分のものは抜けませんでしたが,その他はバルブを抜いて現物確認を行ったところ,ガラス部が黒ずんでいて,中のフィラメントが切れていました.

ここまでほとんどのバルブが切れているのは,何か電装系全体に影響する何かが壊れている可能性もあります.もしそうであれば,壊れると電圧が高くなってしまうレギュレーターが一番怪しいんですが,今のところヘッドライトも切れませんし,電圧もそんなに高くないのでいきなりレギュレータ交換には走らず,とりあえずバルブのみ交換することにしましょう.ちなみにザンザスのレギュレータはZXRやニンジャのものとは異なり,ちゃんとアルミの放熱フィンのついたZXR400などと共通のものです.このタイプの耐久性はそんな悪くないと聞いているので大丈夫だと思いたいのですが...

さて,バルブはひとまずホームセンターで...と勇んで買い物に来たのですが,どうも1.7Wというバルブはおいていないみたいです.最低でも3.4W.カー用品店でも2.0Wが最低.それに小さいほうのバルブは置いていないようで,どうもこれらの切れてしまったバルブたち,どうやら入手性は悪そう.まあ,私のいつものコースでいうとこの上どうのこうのと行くのですが,ここはそうもいかないようです.

純正だと小さいほうのバルブがなんと1本300円弱だったり,たったバルブ4ケで目ん玉が飛び出そうな値段ではあるのですが,如何せん単価そのものが安すぎます.秋葉にいってわざわざ買ってくるなんてことは無いわけです.したがって今回は簡単に純正を注文してしまいました.でも送料が結構来るのね...

交換です.メーターケースは切れたバルブを確認したときに外したままでしたので,メーターステーを取り外して全てのバルブを点灯確認しながらつけていきます.見事全てのバルブ点灯を確認したらソケットをメーターに取り付け,今度は表側からの確認.でも昼間なのであんまりわからん...一応よさげなので,メーターステー,カバーなどを戻し,メーターそのものを止めているナットをつけて作業終了.

こんな小さなトピックでもニンジャの場合だったら部品取りメーターから持ってくるだけなのでたいしたこと無いんですが,やはりザンザスならでは.手間が掛かるわけですな〜.

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