火入れ再び

前回プラグとプラグコード交換後に火入れでバッテリが上がってしまって,しょうがないので充電しようとしたところ,なぜか一番端のセルのバッテリ液が半分ぐらいしかなくなっていました.電解液を補充して充電してもすぐに充電が終わってしまい,なんだかおかしい.充電直後はある程度電圧は出ているのですが,1日たつと下がってくるとか,どうもこのバッテリお亡くなりになってしまったようです.理由としては何度も火入れしては充電器で充電したのですが,結構熱いさなか充電を続けたこともあって,その熱でパンクしてしまったのかもしれません.やっぱり過充電はよろしくないということで反省なのであります.

で,どうしたかというとバッテリを購入してまた火入れがしばらく成功しなかったらまたバッテリを上げてしまう可能性があるということで,今回ジャンプスターターを購入して,それで火入れに臨むことにしました.これもamazonで比較的安価であったものですが,自動車のセルも楽々回せるものであり,ZZ-Rクラスの火入れならば充電しなくても何度でもチャレンジできそうです.

で,早速これで火入れに再チャレンジです.何度か長めにセルを回します.何秒か経つと自動で電源が落ちてしまうので,その都度コネクタの脇にあるボタンを押して再起動させます.で,10回目ぐらいでボコっという初爆音が出てきました.ジャンプスターターの効果は偉大で,一向にセルの回転が落ちる気配はありませんので引き続き断続的にセルを長めに回します.すると今度は勢いよくエンジンが回りだしてくれました.しかしジャンプスターターの電源がすぐに落ちてしまいますので,継続してエンジンを回すことが出来ません.でもかかってよかった〜.

で,新しい中華製バッテリを購入しました.次の週になってしまいましましたが,車体に取り付けです.でも1点問題がありまして,この中華製バッテリ,今までも何度か端子のネジ取り付けで苦労したことがありましたが,ナットの高さが薄いのです.そのせいで少し厚めのバッテリ端子を使っているZZ-R1100ではねじがこのナットまで届かず,ドライバの先端などで下からナットを持ち上げながら端子をネジ止めする必要があるのです.毎回そんなことはやってられないので,ねじ関連の袋の中を家探しして,ちゃんと分厚いナットを探し当て使用することにしました.

しかしこうやってみるとナットの厚みの差が歴然ですね.ナットの厚みでそんなにコストが変わるとは思えないんですが,これぞ中華製の神髄ということでしょうか.さてバッテリの搭載が出来たら先週に引き続き火入れです.今回は少し回しただけでエンジンに火が入ってくれました.チョークレバーを戻し,アイドルスクリューを戻し,アイドリング回転数を少し高めでしばらく回します.エンジン音は距離を走っているはずのエンジンの割に静粛です.アクセルをひねって見るとしっかり回転は点いてきますし,こりゃ結構調子いかも?純正マフラーからの音も重厚感があっていいですね.今までの苦労が報われた感じで,感慨深いものがあります.

さてようやく火入れが出来ました.でもまだ外装周辺ではやるコトがありますのでそこら辺を次は仕上げていくことにしますね.

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