アンダーカウル装着

ある意味火入れに手間取ったおかげでこのコーナーでも紹介しきれないような細かいところにいろいろと手を入れることができたのもこの車体の特徴なんでしょう.車検取得後約1か月.ある程度の距離を走ったあとでも一切不具合が出ません.まあ無理やり不具合と言えばLEDのポジションランプがアイドリング時たまーに瞬くぐらいでしょうか?これは逆に信号待ちの時とかは目立っていいので,このまんまにしておこうということで特に対策なし.ということでアンダーカウルを付けることにしました.

アンダーカウルの素材自体はごくごく些細な補修ですむような程度の良いものを左右ともに入手済でして,これが長らく室内保管だったもんですから,すごく邪魔であったわけですが,これでようやく問題解決ということになります.実際車体に取り付けているときには気になりませんが,単体で室内に保管されているときってその大きさにすごくインパクトがあるってのがこの時代のバイクのアンダーカウルの特徴ですね.

で,もう1点,この車体の場合の特徴としてインナーカウルの部品点数がすごく多くって部品の形状も複雑というのがあります.こんな感じでアンダーカウルの内側をほうぼう這うようにしてインナーカウルが存在していたり,恐らくオイルクーラーのガードのつもりだと思うのですが網付きの金属製のパーツもあります.で,これらを固定するネジの数も半端ないわけで取り付けに際してネジ,ナット類の調達なんかも必要だったわけです.

さて,ネジの数も多かったということもあって結構な時間をかけてようやく装着完了.さっそく試運転です.といってもバタつきがないかとかそこらへんのチェックのために試運転をしたわけなんですが,走り始めて5分も経ったところでアンダーカウルの思わぬ落とし穴を目の当たりにする羽目になってしまいました.膝が熱いのです.もう走行中でさえもニーグリップしたくなくなるほどの熱さでして,これはなんとかしたいレベル.一応うちに戻ってエンジンを冷やしてからオイルやクーラントが減っていたりしないか確認したのですが,そんなことはありませんでした.特に吸気が薄いということもなさそうで,これはこのエンジンの特徴とアンダーカウルの形状がマッチしていないのではないかと思います.だってアンダーカウルがない時にはそんなに熱さを感じることはありませんでしたから.実はこういった点もC型が短命に終わった原因なのかも知れませんね.

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