プラグコード

フロントカウルASSYは未だ部屋の片隅で非常に大きなスペースを占有している状態です.ここに取り付く部品で1つ足りないものがあります.といっても2本かな?そう,プラグコードです.このフロントカウルにはちゃんとコイルが1つ付いているのですが,なぜかプラグコードは2本しか出ていない.このプラグコードはちゃんとSPRITFIREの青いものがついているのですが,どうもその2本がコイルに無理やり圧入されていて,その周りをビニールテープでぐるぐる巻きにされているといった感じです.ちなみにもう片方のコイルにもプラグコードはないものの,ビニールテープが宙ぶらりんに剥がれてくっついている状態です.またコイルにケーブルを固定するブッシュもありません.

まあ部品の欠品はもう仕方ないとして,少し驚いたのが,その残った2本のコードの長さです.フロントカウル内に仕込まれたコイルからエンジンヘッドまでそれぞれがフレームにあいた穴を経由してつながるわけですが,忍者なんかより全然長い.1本50cmぐらいあります.コイルの付き方を考えると,忍者はコイルがフレームに抱かれていますし,ZXRの時もコイルがフレーム内にあったので忍者に比べると長かったんですが,このRXのコードの長さたるやノイズの影響などを考慮した場合言語道断な感じがします.(いえね,職業柄...)

で,欠品の入手ですが,コードはもう1方のコイルからのコードの長さを性格に把握しておかないといけないので,どうしても使い古されていたとしてもコードがついているASSYを探さないといけません.すると結局のところコイルからプラグキャップまでくっついた中古を探すわけです.

そうくると結局はコードのみそのASSYから入れ替えることになり,作業はごくごく単純なものになってきます.ああ,なんてつまらないんだ...(異常思考)

ともあれプラグコードは硬化しているはずなので,早速購入します.今回もおなじみのテイラーシリコンコード青またドラスタでの購入と相成ったわけですが,短いと始末に負えないので今回の購入はなんと3m.切り売りの店員さんも一言小声でなげ〜とぽつり.まあそうでしょうね.もし3mを全長に渡り使うとしたら,それはまさにドラッグレースでたまにある,4気筒エンジン2台載せのドラッガー以外の何者でもないわけです.でも私の場合はあまったら忍者にでも使おうかなと考えているわけで,もし店員さんがそんな想像でもしていたら非常に申し訳なく感じます.

無意味な感慨に浸るのはここまでにして早速作業です.プラグコードのつながっている部分の構造はGPZ1000RXも忍者も同じ.違うのはコイルの取り付けと,コードの長さだけです.従って今回は現物にあわせてコードの長さを切って,また端面加工をしてねじ込んで固定しておしまい.長さについてはちょうど2mを使い切ったところで作業終了となりましたので,余った分でちょうど忍者のぶん1台いけるかな?という感じです.

まあ忍者のほうもそろそろ4年が経とうとしていますので,入れ替えてもいいかなと思いますのでそっちに回しましょう.いろいろ流用考えて部品調達するのもまた一興ですね.

もののほうは一応養生してカウルの中に取り付けてみました.少しでも保管場所を節約しようという考えのもとそうしたのですが,あんまり効果ないかも.

早く組まねば!

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