フロントカウル周り

前回時間切れの感で,同じハーネスの問題でありながら放置されたままのポジションランプのギボシ.これはフロントカウルの作業と一緒にということでしたが,実はフロントカウルも既に入手してかなり時間が経ってしまっていたので,室内においては非常に邪魔なものの代表格になってしまっていて,いち早い作業が必要なものなのでした.ということで今回はフロントカウル周りです.

フロントカウル周りといいながらもその既に入手したカウルはスクリーンは付いているものの,ライトとカウルステーがついていません.直前になってこれらをようやく入手したのですが,これらが入荷するとなおさら室内がゴミゴミしてしまい,もうコリャ大変な混乱具合なんです.(他人事か!)

で,つける前になんとかしておきたいのが例のギボシです.この部分はまた入手したライト側はちゃんとコネクタが付いており,そのままそっちをギボシにしてくっつければ楽なのですが,例のごとくそれはちょっといや.かといって,前回コネクタを探すのに駆けずり回ったので,今回もそんなことするのは効率が悪いような感じがしていや.そんな,なんでもイヤイヤ言っているダメな大人な私に天は救いの手を差し伸べました.

ポジション側のコネクタを見ていたら,その相手のコネクタはどうも見たことがあるもののような気がしてきました.それも最近ちょくちょく見かける感じ.その場所とは工具箱の中.それは一体何なのか?ということになりますが,それは以前のザンザスのときのサイドスタンドセンサーのキャンセルジャンパです.

ザンザスはその車体のいろいろなところに私に気に入らないところがあり,その一つがサイドスタンドセンサーをキャンセルしているところだったのです.結局サイドスタンドの寝具合もそれ以上に気に入らなかったので,センサー付きのサイドスタンドを入手し,正常な状況に普及させたのですが,そのときに摘出されたジャンパーを何を思ったか工具箱の中にほり込んでおいたのです.それ以来工具箱のトレイの中にジャンパが転がっているので,是が非でも作業のたびに目に飛び込んでくるわけです.

で,これをどうするかと言うと,ジャンパーの真ん中あたりでケーブルをちょん切って,口出しをしてギボシを取り付けます.このギボシをハーネス側の改造されたギボシに接続すれば,形だけでもハーネスは純正状態と同じになります.従って,もともとジャンパーであったコネクターをポジションランプ側のコネクタと結合させれば,純正と違うのはギボシの存在のみ.まあ,純正にこだわっている割にギボシの接続が残ってしまうところが微妙ですが,なんとなく工具箱にほり込んでおいた材料がこんなところで生きてくるわけで,私にとってはご満悦になる解決方法です.

さて,解決方法が明らかになったところで,フロントカウル周りを取り付けましょう.まずカウルステーを取り付けます.これは曲がりもなくなかなかな上物で,取り付けでも簡単でした.次に室内で目立たないように部屋の奥にエアキャップを上から掛けておき,でんと鎮座していたフロントカウルを取り出します.カウルにライトを取り付け,車体へ取り付けます.ミラーもついでに取り付け,フロント周りがぐっと完成に近づいたような感じになりました.ちなみにフロントカウルは通常ならGPZのロゴが角ばったものなのですが,この品物は社外の毛筆体の大きめなGPZと書いてあるステッカーが貼ってあります.はがして純正に戻したいところですが,ここは手間を考えてそのまま行くことにします.

一方,肝心のギボシでハーネスにくっついていたコネクタをポジションライト側のコネクタに取り付けたところ,長さもぴったりで少し感動.こりゃ苦労した甲斐があったってもんです.

さて,ここまで来たらついでにウィンカーでもくっ付けて弾みをつけたいところですが,このウィンカーで一つ問題発生.ウィンカーはフロントカウルやアンダーなどと一緒に購入したものなのですが,なんとバルブとソケットが付いていないじゃないですか.まあ送料を安く上げるために,同じ出品者からできるだけ多く落札しようと言う渋ちん根性であまり良く確認しないで入札してしまった私がいけないんですが,バルブは良いのですがソケットだけで入手しようと思うと結構大変なので,これを何とかしなければいけないことがわかりました.でも室内で邪魔になるよりは,車体に取り付いていたほうがよいと言うことで,とりあえずウィンカーは取り付けておいたりして...

ということで,電装系が完璧になったと思っていたのに,新たな問題が発覚するというのは,どうも脇の甘さに原因が有るような気がします.ここでまたウィンカーを購入してしまってはまた邪魔な部品が増えてしまうのでそれは出来ません.どうやって解決することやら.

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT