クーラント漏れ対策(その2)

前回すったもんだの末に結局止まらなかった水漏れ.原因はわからないまでも,漏れている箇所は特定できているので,とりあえずやることはクリアになっています.次の週末にウォーターポンプをはずします.実は前回はアンダーフレームのブラケットははずしたままにしておき,パイプとホースの間のホースバンドも締めずに放置しておいたので(クーラントも抜いたまま),ウォーターポンプを外しにかかるまではそう時間を要しませんでした.

で,オイルは抜かないで強行していいの?ということになりますが,実はもともとオイルレベルが低い状態で火入れをやっているので,ウォーターポンプを外してもウォーターポンプのクランクケースに刺さっている穴のギリギリあたりにレベルがあることを推測しておりまして,もうここは多少オイルが垂れるのを承知したままの強行と相成りました.それにしてもニンジャの場合はアンダーフレームが無いので,ここら辺の作業は結構慣れも手伝っててきぱきとこなせるのですが,1000RXの場合は何をするにもアンダーフレームが邪魔.かといってアンダーフレームを外してしまうと,重力でエンジンマウント位置が変わってしまっちゃいそうな気がして,ここは多少の不便は慣用しつつもやっぱり強行な私.(なんでも強行やんけ)

さて,今回の本題でもあるウォーターポンプを外してみます.例のゴムパッキンの入るザグリ穴ですが,結構見えないながらもウェスで拭いたり,エアで飛ばしたりして組み付けたのですが,まだ錆の腐食分が多少出っ張っていたりして,ここにパッキンを入れても少し圧がかかっただけで漏れてくることが容易に想像できる感じです.ウォーターポンプを抜かずに作業してしまった自分を責めつつしげしげとウォーターポンプの中を覗き込む私なのでした.

これではいけないということで,ポンプをかなり協力に水洗いし,インペラについていた錆を落とし,出入り口近辺の錆も落とし,パッキンがあたる部分はサンドペーパーで磨きました.これでもう大丈夫な筈.

ちなみに今回はここのゴムパッキンには目立った傷がなかったので,そのまま使い回しです.そもそもウォーターポンプを外すのをこれほどまでに嫌がったのは,一旦外してしまうと,換えなくてもいいパッキンを換えなければいけなくなってしまうからだったのですが,一応今までオイルと水が混ざるような現象は見られないし,ウォーターポンプの根元側のゴムシールもまだ元気そうだったので,ここも使い回しです.結構心配していたわりに使い回しが多く,自分でもちょっといけいけすぎるような気がしますが,ここまで来たら,オイルを換えようが,ウォーターポンプをもう一度外す羽目になろうがあまりダメージには感じなくなってきています.

さて,一通り付けて,またクーラントを注ぎ込み早速の試運転です.エンジンを掛けてすぐはひとまず問題なし.従ってここで工具の片付けを少し続けながらエンジンを掛けっぱなしにして様子を見ることにしました.

さて,5分程度経ったでしょうか?エンジンの下回りを見ると,またまた緑色のしみがオオ,ノォ!どうやら前回と同じところのようで,今回はかなり高圧に負けてクーラントが噴出してきている様子.こりゃ何かほかに原因があるのかな?と塾考するも特に策は思い浮かばず,工具も片付けがほとんど終わってしまっていたのでその日の作業は終了.また来週ね〜.しくしく.

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