車検

オイルや水の漏れが止まり,車体の問題も今のことろ見えない.エンジンが安定して回っているのでとにかく仮ナンバーをつけて自走して車検に望むしかない.ということであらためて怪しいところをリストアップします.

・運輸支局にたどり着けない→あきらめる.(またか...)
・光軸→現場で再調整:工具を持参(またか....)

今回は1台組んだ後の再履修でもあり,ほぼ万全な体制といえるでしょう.仕事が訳あってくそ忙しい金曜日の午前中に車検を予約してしまったのでちょっと後悔しましたが,残暑の季節,比較的涼しい天気予報だったのでそれはそれでいいかな?と自分に思い聞かせ当日を迎えました.前日までに住民票を入手しておけば良かったんですが,仮ナンバの受け取りのときに自動交付機のカードを忘れてしまったので,朝一番で住民票2通をもらいに市役所に向け出発.

1ラウンドを予約しておいたのですが,市役所に寄ったので運輸支局到着は9時15分というところ.書類をさささっと書いて提出したらラインに入ります.お決まりの1レーンですが未だに2輪用の設備は壊れているのか4輪のライン設備を使ってとのことです.前後ブレーキの検査後はお決まりの光軸.

光軸はカウル取り付けの際に一度チェックしたのですが,敢え無く一回目は不合格.ライン出口の検査官のいるブースへいくと,”光軸はあと2回までね”とのこと.以前はそうでもなかったんですが,一日あたりの光軸不合格回数が3回までと決められていて,それも午前中のセッションは午前中だけという制限付きになってしまったようです.そんなご無体な〜.でも1つ目なので,9Rのときのように何度も何度もなんてことはないかと思い,ラインの外でまた目視で調整してラインへ戻ります.で,結果は×.下目の左目で光量不足と言われたのですが,左目が直っていないとのこと.う〜む,ちゃんと調整したんだけどな〜.ということで残りはあと1回となってしまいました.

一応今までの1灯の場合と同じようにやったので,そんな何度も落ちる筈もないんですが,3回という制限が私に思った以上のプレッシャーを掛けてしまっていたようです.こうなってしまうと,そのプレッシャーもかなり大きなものになってしまって,なかなか自分で調整していてもこれなら大丈夫という自信なくなってしまいました.それに左に振れているのを右に戻すのはライトの左下にあるスクリューを回すことで調整できるはずとわかっていたのですが,これが果たして正しいかどうかさえもわからなくなってきました.う〜む,こりゃ安全策をとってテスターにでも行ったほうがいいかも?ということですぐそこにあった代書屋さんに駆け込んで,”バイクの光軸合わせてくれるテスターは近所にありませんか?”と聞いてみました.

お答えはノー.4輪のは以前もお世話になったところのようなものがあるのですが,2輪のテスターはないらしいのです.で,そんなところに救う神あり.ちょっと茶髪のARK店のつなぎをお召しになったおじ様.そういえばこの方,私が地面にはいつくばって光軸を合わせているのを怪訝そうな顔をして通り過ぎていった方で,”ちょっと見てあげようか?”とおっしゃる.おお!光明が少し射していたじゃあないですか.

とはいえ光軸調整をそのままやってもらっては申し訳ないので,左右を調整するのは左のネジでよいかどうかと,どのようにしてあわせるのが一番確率が高いかを教えていただきました.その方によるとやっぱりバイクにまたがって直立させ,壁に当てて確認するのが一番良いとのこと.私はいつもセンタースタンドを掛けてやっていましたが,それでは高さがあわないとか.まあ今回は上下はOKなのでなんとか左右方向をしっかり合わせてしまわないと...お礼を言い,引き続き一人作業です.今度は壁に光を当ててやってみますが,昼間の屋外というのは少しライトの光が当たってもあんまりその最高輝度の位置を判別するのが難しいのです.結局やっぱりセンタースタンドを掛けて,最高輝度が丁度車体の真正面で出る位置に調整しました.う〜む,これじゃあ聞いた意味がないじゃないの!

で,当たって砕けろ精神でラインに再々入場.光軸テスターのところでは,もう心臓がバクバクいって倒れてしまいそうになってしまいました.テスターが前を横切り,なんとか中央あたりで,うろうろしながら光軸を探しています.さて,結果は?○!やった〜!ラインの出口では検査官に次からはちゃんとテスターに行ってから来てね〜と言われ,なんとかハンコを頂きました.

で,名義変更,車検証発行,ナンバーを受け取り,帰途へ.特に車体の不具合も見つからず,午前中ギリギリで帰宅.う〜む,思った以上に時間がかかってしまいましたが,次回はちゃんとバイク屋さんで調整してから行くかな?そういえば最近自分でもあんまり真剣に光軸調整していないかも?ということで次回はちゃんと自分で調整してからいくようにしよう.ということであんまり反省していない私なのでした.

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