2回目の車検

前回の車検から特に大きなトピックもないまま2年が経過しました.気が付けば2回目の車検の時期を迎えたわけですが,その2ヶ月前の時点で既にひとつ問題がありました.それはフロントブレーキスイッチです.どうもブレーキスイッチがどうも接点不良かなんかで点かないことがあるのです.これは車検場に持っていく前になんとかしなければいけないでしょうということで,とある休日の朝,ブレーキスイッチを取り外し,接点をお掃除.端子もきれいにして難なく問題クリア.

ということであとは車検を待つだけ〜.なんですが,それでも心配事がひとつ残っています.というのは光軸です.前回レポートしましたが,ウィンカーのブーツ交換のためにカウルASSYを外したときにどうも外す前とはサイドカウルとの隙間が異なっていることがどうも心に引っかかっていたわけです.でも,そんなので光軸が狂っても,微々たる物と高をくくっていわばふふんって感じで予約を入れる私がいました.

予約を入れた車検当日は年の瀬も押し迫った時期であり,道路もそんなに混んでいなく到着は9時.また今日も最短記録を目指してがんばりましょう!ということで,保険に入って書類をさささっと準備.ブレーキスイッチも確認していざラインへ.灯火類,ホーン,車体番号などの検査は難なくパス.ラインに入る手前でなにやらビートルの古いやつが検査員に引っかかっていてこの排ガスが臭いこと臭いこと.ライトが2灯なのでとりあえず検査員についてもらいラインへ.しかしこのラインが2輪の機械が壊れているのか4輪のものを利用するライン.そのせいかスピードメーターの検査はなく光軸へ.しかし,光軸は両方ともNG.

出口で検査員に聞くと両方とも右とのこと.それも18cmも右.18cmってどんだけよ!っと思いながら,ラインの外で光軸調整.で2回目もビートルの後ろで排ガスを浴びる羽目に.ビートルの野郎,光軸なんかちゃんと通せよ.とか自分のことは完全に棚に上げて思ったりするわけですが,結局2回目もNG.ちょっとだけしか変わっていないとのことで,今度は大きく変えてみます.3回目は右側はちょっとだけ右.左は全然右に外れているとのこと.3回目からは検査員に毎回来てもらうのが申し訳なくなり,自分で検査票を入れたフォルダで目隠ししたりして,なかなか上級者のような見栄えなのですが不合格を食らっているのが悲しい.

4−6回目はこれに少し上といわれたり,右側が左に行き過ぎたとか言われたりで,右往左往の体.ビートルは何度かだめでそのままテスターに行ってしまった様で,それ以降は排ガスに苦しむことはありませんでした.ほっとしたのもつかの間,7回目では左が全然合ってないというかどんどん外れているとのことで今まで左だけ逆方向に調整していたことが判明し,ちゃんと目視で合わせなおしてから,仕切りなおし.

ここでかなり改善したようなんですが,生憎休憩に突入.待つこと約20分で,再検査.ここで右は合格.左も次の回でなんとか合格.都合9回の検査でようやっと合格となりました.

ということで車検証の発行窓口に急ぎ,書類を出したら,なんと30秒ぐらい待ったらそのまま新たな車検証が渡されて終了〜.時間はこの時点で10時45分.記録どころかこれじゃあ初車検のときより掛かっているじゃあないの〜.

しかし今回,光軸で9回受験なんて記録を作ってしまいましたが,そもそも光軸をラフにでも事前に合わせておけばそんなに掛からなかったと思われます.また,それに悪いことに4輪のラインのテスターを使用しているので,毎回の数字が結構ばらついていたのも敗因でしょう.2輪の設備であれば,前後輪をがっちり押さえて計るのでばらつかないはずなんですがね〜.ということでこれからは光軸はちゃんと合わせてから車検場にやってくるようにしよ〜っと.(←当たり前や!)

追記:2008.9月から千葉運輸支局の検査では光軸検査は1日3回までとなっています.また午前のセッションから午後にわたってしまうのもNGとのことです.私みたいなひどい人は他にいないと思いますが,お気をつけください.

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