Fタイヤ交換(BT96F)

前回のリアタイヤ交換は自分で交換しようという無謀な賭けに出まして,見事撃沈してしまいましたが,そろそろフロントも溝は有るものの11年目に突入した車体に出荷時からついていた純正タイヤはその溝の奥底にひび割れが多々覗くようになり,私にいち早い交換を即します.でも車体が軽量だからかCBRに関しては全くライディングの云々を追及しない私が悪いのか,交換の必要性について無視を続けてきた私でありました(バイク乗り失格).一方,それよりも先にZXRのフロントが生死に関わるところまで経たってしまったので,こちらを交換する必要が出てきました.自分で交換というのはとうの昔に諦めてはいるのですが工賃を安く上げたいのは依然変わりません.で,2本一遍にやってもらうとお安くなるかも?となるわけです.でCBRのFタイヤもこの期に乗じて交換することにしました.

で当然の如くタイヤは入手済.Fタイヤのところでも書きましたが,F用にBT96Fを入手済だったのです.でもサイズは110/70-17(純正は100/80-17).しかもラジアル.バイクメンテ系のWEBで250とかにラジアル履いたらどうなるの?というような質問が結構あったりしますが,それを実践してしまいます.中古タイヤしかもサイズ違いでフロントのみ!(←一体何の意味があるのでしょう?)

交換にあたってはバイク屋さんまで2台のバイクに跨っていくわけには行かないので,意地でも2台ともフロントを揚げたままにしてタイヤとホイールを持ちこまざるを得ません.ZXRはレーシングスタンドと油圧ジャッキで順調に揚げて,ホイールの除去が済みました.CBRはというと,まず水平にするために,サイドスタンドに石をかませ,右に倒れ気味になったところをエキパイの集合部に油圧ジャッキを当てて揚げました.まあ車体が軽いからこんなことが出きるわけで,ZXRではこんな芸当出来ません.であとはフロントを浮かすだけ.これもマフラーに負担がかかるのをある程度覚悟して板を噛ませて車のパンタジャッキで揚げます.ちょっと不安定かな〜.と思われるその風体は短時間の作業は許されそうですが,1週間このままで放っておくとえらいことになってしまいそうで,その次の日いきなりバイク屋に電話,交換作業を依頼することになりました.(バイク屋さんにて交換してもらうところはZXRの方を参照ください.)


交換のお値段はまあ2本持っていったので少しサービスしてもらえました.普通の神経の人でしたら,こんな苦労してまでサービスしてもらいたくないと思うかもしれませんが(^^;.で,インプレです.以前のタイヤではコーナーは行ってから出るまでペタコーンと寝るような感じで,ZXRからいきなり乗り換えると言い知れない不安がありましたが,それがなくなりました.普通の人が乗る分にはフロントが粘りすぎて違和感があるかもしれません.これはサイズによるところが大きいでしょう.ラジアル云々についてはフレーム剛性がどうのこうのいう走りをしない私が気付くはずもありません.一般的にラジアルはバイアスより高いので250クラスにラジアルと言うのは単にブルジョアのやることとしか言えないように思います.まあ溝はたくさんあるし,前後タイヤの違いによる違和感も私は感じることがなかったので,しばらく交換する必要もないでしょう.ああ空しい.

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