カーボン調メーターパネル

最近のCBRで外観の高級感(?)をすこぶるスポイルしているモノが有りました.それはメーターマウントスポンジ.バリバリにひびが入っていて部分的に粉が吹いているような状態.12年選手においてはゴム系材料はどうしても年式の深みを否応無く必要以上にアピールしてしまいます.特に乗車中に常時目にする部分ですので,ここ1年以上の間,メーターパネルの若返りが必要であると特に感じていたのです.

で,こんな私が単に新品を購入すると思ったら大間違いです.やっぱりという感じである暑い週末のドラスタにおいて,カーボン調のカッティングシートを500mm購入している私がいました.500mmもいるんかいな?というのは有るでしょうが,今後なんかしら格好つけるのには非常に有効な材料です.よって余分に購入しました(^^ゞ.次にどのようにつけるかどうかですが,バリバリに硬化しているとはいえ従来のスポンジはベースにして使えば手間は掛からないかも?ということでその上面に貼ることにします.しかし,ある程度の平面度を確保するならば,カッティングシートだけではなんとも無残な仕上がりになること間違い無し.よって薄めのプラ板をベースに重ねてみます.手持ちには0.5mmと0.2mmがあったのですが,厚めのプラ板をくりぬく手間を惜しんで0.2mmを使いました.

まず,カウルを外し,メーターを外して分解します.ここからは室内作業.スポンジを外し,プラ板に裏側から外形,内径を慎重にトレースします.次に外形のトレースにあわせカッティングシートを貼りこみます.外形は大きめ,メーターや位置決めダボが入る内径は小さめにくりぬき,大体の形を切り出します.ここでスポンジとメーターを合わせ一旦組みたて,プラ板+カッティングシートを仮に合わせてみます.内径を小さくくりぬいているので,メーターと干渉する部分がほとんどですが,ここから少しづつ内径を広げていき,うーむ.ぴったりフィット.さて,出来あがりは?

うーむ結構行けてます.さくさくっとCBRに組みなおし,カウルを付けておしまい.ここでしげしげ眺めてみたのですが,晴天時においてやはり若干の凸凹が目に付きます.やはり0.5mmを使えば良かった(T_T).(作業時間:約60min.)


さて,0.5mmのほうが良かったからといってすぐにやり直さないのが私の悪いところ.まあ手作りの良さを生かしているといえば聞こえが良いのですが実は面倒くさいだけなのでした.早速試運転.いやー,ZXRと同じく走行中にずーっと凝視しているわけでは有りませんが,一瞥の瞬間に私の自己満足を適度に満たしてくれるのがとっても素敵.CBRを降りた瞬間もいつもならなんとかしなきゃと心に疚しいところを残していたのに,それが無くなりました.ふふふ.まあ,外見の凸凹に我慢が出来なくなったら0.5mmでまたやり直してみます.でも結構カーボンの部品て凸凹きつかったりするのでこのままでも良いかな〜(←本当にものぐさ!).

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