Rタイヤ交換

受け取りの時点ではFRタイヤのひび割れは当然として,Rタイヤはマーカーぎりぎりのところまで溝が有ったのだが,新潟からの陸送と例の大雨のおかげで,中央の溝は見る影もなくというわけではないが,うっすら見えるかなー程度になってしまった.こんなのこれまでのバイク人生の中で初めて.まずリアだけでも交換せねば...で,ZXRのフロントでお世話になったHPにいくと有りました.140/70-17と110/70-14(ほんとは100/80-17が標準なんだけど...).早速メール.500円/本で後は送料なので,気は楽なんだけど(^^;...

到着したタイヤはリアはCYROX16.フロントはBT96F.溝はあるよ〜ある!.ZXRのときのフロントとは違い,全域にわたって8部山ってとこでしょうか?ただしCYROX16のほうは古いモデルなのでちょっと硬化が始まってる感じでは有るが...ここで止めときゃいいのに,いろいろ画策.交換工賃5000円取られるのも,なんやらもったいない.ここはもういてまえメンテ!タイヤ交換を無謀にも自分でやってみようという野望がふつふつと沸いてきちゃった〜.いけない性格!>私

まず工具をそろえましょう.といってもまともな工具が揃うわけはなく,まずビードブレーカーはシャコ万のでかい奴(@798)で代用.まあ私の場合外したタイヤは再利用しないわけで,こんな冒険を...もし失敗してもほかへの流用が利くしね(←いいわけ).あとはリムプロテクタ(@600x2)とタイヤレバー大x1と小x2(4輪用?@398x2+@780).最小限の出費に押さえ,ビードとホイールの間に塗る専用ワックスは石鹸液で代用.空気圧はなんとか足踏み式の奴でやってみて,だめだったらスタンドに持っていこう...エアーが抜けてきてもまあすぐに替えればいいか...なんて本末転倒.細細とビジョンだけは出来上がっていく始末.こうなったらもう止まらない.作業開始!

8月末の残暑のさなかホイールをはずし,庭での作業.なんとかシャコ万はビードブレーカーの役目を果たしたようで,見事ビードは落ちました.あとはリムプロテクタを入れ,レバーで外にビードを出します.ここでシャコ万と一緒に記念撮影.全周のビードが出たらもう一方のビードを出すのだが,ここはもうレバーも使わず力技.プリンと古タイヤは剥けました.なんとここまでは予想に反して非常にすんなり行きました〜.(^^)v

しばし昼食の後,作業再開です.一応ビードの表面に石鹸液(実験の意味も込めてカーシャンプー)をたんまり塗って,ビードをはめて...片側は意外にすんなり行ったので,もう心の中はどうやってバランス取ろうか?なんて目くるめく状態.もう一方のほうはというと,やはりちょっとてこずって残り20cmというところでぜんぜんビードが入っていかない.レバーを交互に2本突っ込んでもだめ.もうそろそろカーシャンプーも乾いちゃうし,急がねば!ここは火事場の...とやってみたところ,

"ベリッ"

なに?いまの音は?良く見るとタイヤのビードワイヤーが見えてる〜(激泣).ビードワイヤーが見えるということはビードがもういかれたっていうことで,嵌まってもそのタイヤはすぐにエアーが漏れる危険性が大っていうわけで...頭の中はパニックになりながら"北の国から"のさだまさしの歌声がエンドレスで鳴り響くのであった.500円+送料はここでぱあー(←せこい).しかも追い討ちをかけるようにこの夏の暑いさなか恒例の目眩が私を襲った...

結局自分で交換するのは諦め,翌日ライコランドへ.別にタイヤが安いわけでもかないが,細かい話しぬきにホイール持ち込みで交換してくれるのはここしか知らないので,持ってったのだが,ホイールを見て店員のおにーさんが一言."このサイズはお客さん一人じゃ絶対無理でしょう."

交換したのはGT501.もちろん新品.工賃サービス(メンバー会員になったから)で10000円(T_T).前日の鬼のような作業のせいか体のあちこちが筋肉痛で,精神的な落ち込みも有り,もうインプレ書く気にもなりましぇん.(作業時間:90分+20分byライコランド)



といいながら試乗は快調そのものでは有った.倒し込みはめっきり楽になってしまい,フロントがいまだ硬化状態なので,思い切った倒し込みはできないが,倒し込み動作はスムーズに出来るようになった.路面のギャップを横切るときも以前はふらつきやすかったが,コントローラブルなのも有って安定してる.外したタイヤを見ると完全に中央がフラットになっていたのでこれと比べるのはやっぱり無意味には感じるが...

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