ついでのオイル交換

受け取りの時に"入っているオイルはもう古いのですぐ交換したほうがいいですよ"とは言われていたのだが,別にトラブルがあるわけでもないし,何かのついでにとおもっていた.で,交換の機会は突然にやってくる.近くのホームセンターで,6.5literの廃油ポイが\298と超魅力的なお値段になっていたのであった.自家用車であれば6.5literというのはあまりにもでかすぎるので,在庫一層というところであろうが,私の場合はこれに乗じてCBRとセダンの交換を同時にやってしまおうという計画をなんともゲリラ的に打ち立てたのである.

4輪のほうはというとセフィーロの2000ccV6.これが中古で買った時点で一回のオイル交換は経験しているのであるが,その後なんと10000km走破.まあその前の車で15000km無交換というのは経験済なので(オイオイ),まあ潮時ということで自分的には収拾をつけちゃったっす.購入したオイルはCBR用にホンダウルトラGP20W-50.4輪用は半ばいてまえ根性でVALVOLINE RACING20W-50(懲りない(^^ゞ).ちなみにオイル容量はどちらもフィルタ交換なしでそれぞれ2.2liter,3.7liter.足して5.9literは前回のZXRのときみたいに予想以上のドレンが出ると廃油ポイのキャパオーバーで,ちょっとまずいかなっていう感じ.(そんな事そうそう有ってもらっては困るが)

さて,いきなり次の日交換.まず雨が降ってきそうなのでてきぱきと作業開始.まずCBRの暖気.といってももともと気温が高いので1-2分しかやらない.次にドレンを抜くためジャッキアップ.ところがオイルが出てくるのを見ているとどうもドレンの位置がサイドスタンド仕様になっているようで,ジャッキを外すとより勢い良く抜けてきた.ここらへんはZXRとコンセプトが違うというか,センスタ仕様に無理やりでもこだわっているKawasakiの頭の堅さに苦笑する.

抜いている間に4輪をジャッキアップして(幸いCBRからジャッキを外せたので2本でジャッキアップ)もぐりこんでドレンを探す.わからん.オイルパンらしいものだらけでそれも17mmに近い大きさのネジが無いのでどれがエンジンオイルのドレンなのかしばし地べたに寝転び考える.V6の横置きだからオイルラインがこう来てこう来て...おおっここにフィルターが!これに違いない!けど間違ってATF抜いちゃったらやだな〜...ええーぃ.ままよっ!ぐいっ.結果は?

無事にエンジンオイルと思しき液体が廃油ポイの上に勢い良く出てきた(^^;.CBRのところに戻ると出てくるオイルは糸状になっていたのでセルを回して10秒程度アイドリング.申し訳程度にちょっとだけ出てきたオイルが再び糸状になるまで待ってドレンを締める.あとはジョッキに移したウルトラGPを満たしてオシマイ.フィルタを交換していないので,カウルの着脱も無く,なんか物足りない(^^;.4輪のほうはというと,もうドレンを締めるとさっさとジャッキを下ろし,ボトルごと注油口にぶっ挿してオシマイ.(作業時間:待ち時間あわせて30分)


さてインプレ.ええっと,CBRはちっとも違いがわかりましぇん.ちょっと発熱が収まったように感じるのは季節が違うからかもしれないし...でも今回効果が大きかったのは4輪のほう.始動性と加速感のup.それにエンジン音のカタカタが消えた.特に始動性については購入時からNISSAN車ってこんなもん?と思っていただけに,前のオイルがどれほどのものかは不明ながらもちょっと大満足.VALVOLINEは今回\278/クウォートだったので,トヨタやNISSAN純正のSGクラスよりも安く済んでしまって,私どうしましょう?また安オイル地獄にはまってしまうような.そんな気がする...

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