外装をどうするか悩む

前回タンクキャップの問題が解決し,車体についていたタンクカバー,タンクはあきらめ,別途入手済のものを使用することに決まりました.ではそのタンクカバーの色に合わせて黒でいきましょうか?となると1点問題があるのでした.

種車体はEXUPのない前期型の黒でして,フェンダーだけが使用できる感じでした.でも入手したフレームはシルバーであり,黒のモデルではこれがダークシルバーメタリック.フレーム色と外装が違うのに純正色というのはどうも気が引けるのです.しかし他の色となると白/赤/青ということになりますが,これもなんだかな〜という感じ.というのも白/赤/青となると,今度はホイールを白くしなければいけなくなってしまいまして,どうも結局のところフレームを塗るか,ホイールを塗るかというチョイスでしかないわけです.

その時点で入手していた外装は悉く高額な中なんとか入手したものでして,総合するとタンクカバーと既存のフロントフェンダー以外はすべて後期の赤/白であったりします.いずれにしても外装パーツは塗り直しとなるわけで,なんだかどうせ塗るんだったら面白いことをやりたいなとか思ってしまうわけです.

そんなところで,このページをアップする時期がいつになるかわからない状態で書いていますが,その年の鈴鹿8耐にTECH21カラーのワークス車体が出るという情報があり,それが私の目を引きました.その車体は85年の平,ケニー組のFZR750とは似ても似つかない車体で,外装の形状も大きく異なることからTECH21とはいえ,復刻にはなっていませんでした.それが私の心に火をつけました.まあ完全にFZR250の限定色とめではいかないまでも,かなり高精度にトレースすることができたら面白いかも?

となると次に悩むのは塗料ということになります.いつもお世話になっているソフト99の.ボデーペンや,ホルツの缶ペンはちょうど水色の標準色がなく,ソフト99のカスタム製作だと高額すぎて手が出ません.なのでラッカースプレーを含めて調査の手を広げて,この2つをチョイスしました.濃い色のほうはニッペホームペイントのアクリルラッカースプレーのマリンブルー.薄い方はカインズホームのセレクトカラースプレーのライトブルーです.

で,色を確かめるために売り場で封を開けて吹いてしまう不届き者がいたりしますが,私はそんなことはせず,おうちで,ちょうど入手済のフロントカウルのあご下部分を使って色の具合を確かめます.向かって左がニッペホームペイント,右がカインズホームです.まあ色合いのイメージはほぼ合致している感じですので,これをちゃんとマスキングして塗り分けたときどうなるか,お楽しみ.

さて,外装を何とかする中で今回特殊なのはタンクカバーです.これはところどころ凹みのあるものなのですが,タンクとは違って裏側からうまく叩けば凹みを緩和することが可能です.なので裏側に先端のRが大きめのポンチを当ててハンマで叩いていきます.まあ叩き出しのスキルはそんなに高いわけではありませんので,完全に修復はできませんが,これなら薄付けパテでも大丈夫というレベルまで比較的簡単に修復できました.

さて,次回はいよいよ塗っていきますが果たしてうまくいきますかどうか...?

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT