エアクリーナー+ブリーザー変更

前回の火入れでちょっと感じた不具合で一点気になるところがありました.それは火入れしてしばらくするとアクセルのあおりに対してすこぶる反応が鈍くなるというところ.実際走ってみてはいないので原因の特定には至っていないのですが,唯一その原因としての疑いが晴れないのが,吸気系です.それも満を持して自分で工夫をした部分が悪さをしているようにどうも思えてしょうがないのです.

そんなこんなで一番に思い浮かぶのは,ブリーザーからのエアフィルタへの戻り配管.ブリーザーの中に含まれるクランクケース内で発生したガスや水蒸気がエアフィルタに入れば悪い影響が出てしまうのは確かな話で,クランクケース内が暖かくなってきた段階でそれが燃焼に問題を与えているのではないかと考えたのです.

純正ならば,これが一旦広いエアクリーナーボックスの中に入って,多少時間をおいてからフィルタを経由してキャブに入っていくのですが,現在の構造では狭い自作オイルキャッチ容器に入って,それが時間が経たないうちにフィルタの内側に排出されることになっていて,確かにあまり好ましいことではないかもしれません.

もうこうなったらいてもたってもいられず,元に戻すというか,間接大気解放方式に変えるしかないわけで,それをひとまずどんなやり方で実施するかを考えるわけですが,せっかく一旦激貧仕様のオイルキャッチ容器を用意した手前,これをそのまま流用せざるを得ません.ということで,入り口側はそのままで,出口側を3つ塞いでしまい,その残った1本から車体後方にホースを伸ばし大気解放することにしました.

といえばなんか尤もらしいんですが,実際はメクラのグロメットを購入すると容器代を軽く超えてしまうので,ゴムシートを適当に切ったものを内側と外側から接着して塞ぎました.ゴムシートについてはかなり適当にはさみでチョキチョキ切ったので,大きさも形もマチマチ.接着剤もはがれないようにはみ出し気味に持ったので,なんともひどい出来.う〜ん,小学生の夏休みの宿題よりダメダメかも.本当なら安いもんなので,容器をもう一つ買って,蓋だけ流用してしまえばいんでしょうか,これはこれでうまくいくかわからないので,100円とはいえできるだけ投資はせず夏休みの宿題レベルでしばらく我慢することにしました.これがうまくいって永続的に使うなら,少しはお金をかけてもいいかな?

ちなみにホースに関してはバッテリケースの上を通して,テールカウルのタンデムバーの下あたりから出すようにして収まりを付けました.まあ,こんなんで車検とかちゃんと通るのか少し不安ではありますが,ひとまずの当たって砕けろで次の火入れに臨むのでありました.

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