バッテリ交換(その3)

バッテリがなんとか使えそうということで,レギュレーターについてもいろいろ準備しなければいけません.といってもメインハーネスにはピンの入れ替えで簡単につくものと思っている私はあんまり真剣に考えていなかったりします.まあ,車体に取り付けるのも一瞬であろうなんて思っていたので,作業を始めたのがかなり夕方に近くなってからだったのですが,実際レギュレーターを車体に合わせてみてびっくり.コネクタが両方ともメスやんか!

う〜ん,シールバッテリ用と開放型用を分別するためなんでしょうけど,こんなことする必要ないでしょ!と少しお怒りモードな私.とはいってもそんなの設計する側の都合なわけでクレームするわけにもいかず,我慢の子で対策を考えます.選択肢は2つ.@レギュレータ側のケーブルをぶった切ってギボシで手持ちのオスコネクタにつなぐ.A同じくレギュレーターのケーブルをぶった切り新しいオスコネクタに付け替えるの2つです.いずれもレギュレーター側の作業であるのは私が改造するならメインハーネス以外 にすべしというのポリシーを持っているからにほかありません.

で,今回はAのほうで行くことにしました.やはりレギュレーターのケーブルに中継のギボシを入れると何かしらトラブルのもとになりやしないか心配だったからです.次に新しい6ピンのオスコネクタがそこらへんに売っているかということが問題になりますが,これはもう近所のホームセンタの品ぞろえに期待するしかありません.ローラー作戦(←死後?)で都合4件を回りましたが,あえなく6ピンなんて品ぞろえを実現しているホームセンタがないことが判明.仕方なく代案として3ピンコネクタを2つ購入しました.

もうこうなるとメインハーネス側を少なくとも改造しないわけにはいかなくなってきますが,これならばメインハーネス側はコネクタから端子を抜くだけで,その購入してきたコネクタに使用することが可能で,もし原状復帰するにもまた端子を差し替えるだけでなんとかなるってところがせめてもの救いです.

さて,ZRXのレギュレーターのケーブルを出来るだけ先端側でぶった切ります.というのも,このレギュレーター純正と比べてもほぼ同じケーブル長さ,それに純正レギュレーター車体に取り付けるときも結構ケーブル長はぎりぎりであった思い出があります.したがって購入してきたコネクタを取り付けて長さが足りないなんてことにならないように念には念を入れます.で,なんとか出来上がり〜.ピンの配列はとにかく黄色は黄色でひとまとめにして,残り3本は車体側を合わせればいいので適当.完成です.

さて,車体に着けるのは今度はちゃんと朝から作業して,バッテリケースを取り出すのが大変なのでリアインナーフェンダーとジャンクションボックス,未だ無駄に取りついているインジェクション用のリレーなどを取り外し,バッテリケースを少し浮かしてレギュレーター自体を交換.レギュレーターのネジの取り付け部分の板厚が違ったので,ねじを長いものに交換して,あとは端子の抜き差しさだけ.心配されたケーブル長さも,バッテリケースとリアインナーフェンダーの小さな隙間に無事収まる位置で接続できたので,レギュレーターまわりについては無事作業終了.

ああっ!バッテリの取り付けまで紹介してしまうつもりがこんなに長くなってしまいました.ということで次回はバッテリ取付です.今度はスムーズにいきますように〜!

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