プラグコード交換

最近はバッテリが弱かったということでかなり苦労したこともあって,火花を強く飛ばしたいという気持ちが強くなってきました.といってもVプラグや白金プラグを奢ったりはしないのが私の流儀というのは皆さんすでに良くご存知なはず.

といいながら実際プラグは4本ともすでに新品になっているので,よもやそんなことは考え付かないでいたのですが,この期に及んでダメ押し的にプラグコードを交換することにしました.実のところ今ついているプラグコードは今までニンジャなどで経験したものに比べればずいぶん軟らかい感じで,バッテリの云々がなければまったく替える気になどならない代物だったのですが,やっぱり完璧を期するという意味で,二度とあのような弱弱しい火花にならないようにと思う気持ちから思い立ってしまったわけなのです.

さて,前回の400Fのときには一度は黄色いNGKのプラグコード付きのゼファー用のコイルを取り付けてみた私なのですが,今回何色のプラグコードにするか少し悩んだりしました.今までならばニンジャのときのように青いプラグコードを見えないおしゃれとして採用するのが私の傾向だったのですが,空冷エンジンとなるともはや見えないおしゃれとは言えません.400Fのときは黄色いNGKプラグコードのあまりの新しさにつられて一旦は装着を決意しましたが,結局はコイルごと400F用に戻しましたので,それはついには実現しませんでした.でも今になって考えてみればタンクからあのようにアピール度満点の黄色いプラグコードが覗いているのはどうも私の思考からずれているように感じます.

したがって例によってドラスタでプラグコードを調達したのですが,売り場で切り売りの店員さんを呼ぶ直前まで青か黒か悩んでいたのですが,結局答えは黒!帰宅してさくさくっとケーブルのみ入れ替えます.といっても今回空冷のものを入れ替えるのは初めてなので,長さをあわせるのもそうですが,さらに慎重にもともとのプラグキャップの首振り角度を写真を撮っておき,車体につけたときにケーブルに無理なねじりがかからないようにしてプラグコードの交換自体は出来上がり.あとはコイルが取り付いているブラケットと,そのブラケットとフレームの導通を良くする様にペーパーで磨いてさびを落として再びブラケット取り付けて室内作業終了〜.それにしてもこんなブラケットが付いている時点で火花の強さが経年劣化する可能性が高くなっているわけで,こんなのはあらかじめフレームに溶接しておいてほしいな〜なんて30年近く前の設計に心の中で文句をたれる私. 

このプラグケーブルについてもひとまず車体につけてセルだけ回して問題なく火花が飛ぶか確認してみました.まあ周りの明るさにも左右されることなので,火花の明るさはそんな違いは見えませんでしたが,交換前に比べて火花の飛ぶ間隔が均等になっているように思います.ということは以前より確実に火花が飛ぶようになったってことかな?今回はここまでで実は次の火入れの前にやることが発生してしまったのでその実際の効果を確認するところまではお預け.道のりは長いな〜.

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