火入れ(その1)

タンク,キャブが用意で来たら大体次は火入れです.といっても準備しておくことや,ちょっとした車体周りのこともやっておいたのでまずそこの紹介から.

まずGPz空冷シリーズはシールドのみならずカウルもそのエッジにモールが付けられているのですが,それを付けておかないとどうも完成した感じがしません.モールはホームセンターで売っているモノを購入してあったんですが,ついぞこのタイミングになってしまいました.ちなみにカウルまで含めるので2m買って,少し余る感じです.また純正のサイズより1サイズ小さめなので少し入れるのにコツがいります.特に今回のような補修カウルの場合エッジに力がかかりすぎると補修したところがバキッといってしまいますので ,私の場合慎重に写真のようにドライバーの柄を使って少しずつはめ込んでいきます.ニンジャの場合はスクリーンだけなんでそんなに苦労は無いんですが,やはりカウルのエッジの部分は厚みが安定しておらず,特に曲がったところなんかは入りにくかったりします.大汗をかきながらなんとか30分近くかけて全周を入れて,最後余ったところはペンチで切って終了.

これでカウル周り,ハンドル周り共に終了ということで記念撮影.どうでしょうか.フレームが入れ替わっているとはいえ,車体が入荷した時と比べると格段の進化が見ていただけますでしょうか?1点だけ,このミラーですが,海外仕様になっていて,ミラーの高さが巣国低いです.ミラー自体も凹面鏡になっているために本当に局所的にしか後ろが見えず,ちょっとこれだと使い勝手が悪いかもという感じ.あとでここらへん改善の余地ありですね.

あともし火入れが上手くいったということですぐに車検を取りましょうなんてことになったら困る(大概そんなことはありませんが)ということで,ナンバーを付けられるようにステーを取り付けました.でもGPz400用となるとナンバーの上にリフレクタがついていて,それがステーについているので,少し特殊.そんなのは持っていないのでゼファーかニンジャかわかりませんがとりあえず手持ちのモノを付けたい訳ですが,GPz400のそれは先述のリフレクタの裏あたりでフェンダーに取り付く設計になっています.しょうがないのでフェンダーに穴をあけてナンバーステーを取り付けましたが,元々の穴が二つ開いているのはどうも格好悪いので,あとでここにリフレクタでも付けておきましょうかね.

で,バッテリーについては今回中国製の新品をチョイス.一応クチコミなんかも参考にしたのですがバッテリのクチコミって買った時に書いた内容より,使い切ってからの内容の方が信頼度高いんですよね.で,そうなると使い終わっての感想は大概あんまりよくなかったりします.そんなこんなで送料が高いのも多少我慢しながら一応クチコミであまり危険がなさそうなのをチョイスし,その中でも送料含めヤフオクの最安値のお店から調達.GPz400Fの時と同じく,YB12A-A相当をYB12A-AK相当にする改造を(といってもセンサーにビニールチューブをはめて,取付しやすいように面取りするぐらいですが)施し車体に装着.

まず電装系のチェック.初めにライト.なぜか点灯せず.あれれ?と思ってタンク上のインジケーターをつけていないことに気付きました.そこでタンクを取り付けインジケーターのコネクタをつないだらなぜだかライトはつくようになりました.でもそのインジケーターが点いてはいるものの全然薄くて視認性ゼロ.ここらへんはUVの攻撃に長年さらされて液晶が逝ってしまっているんでしょう.次にウィンカーは点滅するもののハザードが点かない.ブレーキランプはフロントがだめリアはOK.テールランプは一応ライトONでついているので,恐らくフロントブレーキはセンサーかハンドルスイッチがだめなんでしょうね.ホーンは結構錆がまわっていたのでほとんど期待せずにホーンを鳴らしてみたらなんと鳴っってくれました.ちょっと低めの変な音だったけど,ちょっと得した気分.で,満を持してスターターボタンを押してみると全く音沙汰なし.う〜む,うまくいけば火入れまで一気に行くはずだったのに〜.ということで以下次回.

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