フレーム塗装

さて,着実に部品が増えて来ていて家の中もぱんぱんです.そろそろ組み立てなければいけないのですが,スペースが空かないことには作業を始められるはずもありません.といっても,そろそろ出て行く車体が1台ありそうな予感(お前が決めてんだろうが)があるので,そろそろ重い腰を上げなければいけません.

ということで組立てに一番必要なのは,そうフレーム.フレームは庭にカバーをかけて放置してあったのですが,ものの程度はというと錆が多く,とてもこのまま組むつもりにはなりません.ただ,部分的な錆であり,深くまで侵食しているものはないので,今回は錆落としをして,軽く上塗り塗装をすることにしました.

まずカバーのかかっているフレームを取り出します.この取り出しますと書いてあるのは,すでにこの車体以外のフレーム(型式は内緒)を入手してしまっていて,スペースの都合上それと重ね合わせるような保管方法をとっている上にカバーがかかっているという状況であったためです.そんな状況なので,カバーの上にかかった雨水がズボンにじゃば〜とかかってしまったりともう既にかなりヘビーデューティな作業になりつつあります.あ〜,しんど.

さて,庭に台を置き,その上に取り出したフレームをデンと乗せたらまずマスキングです.ステム穴,スイングアームの取り付け穴,イグニッションコイルの取り付け穴,アースを取っていたと思われるネジ穴などには念のためマスキングをします.お次は状態確認です.錆は主にステップ周りとタンク裏のフレームに多く出ており,それ以外ステー関係のもともと部品が取り付いていたところぐらいです.これらの箇所をワイヤブラシ→ペーパーの順で磨いて錆を落とします.

大体落ちたらあとは花咲Gの錆落としをつけ,しばらく放置します.その後花咲Gをふき取り乾燥させて,十分に乾いたら一応塗装が乗りやすいように全体をペーパーがけします.本来ならは塗装はがしをして,下地をちゃんとしてからウレタン焼付け塗装なんかやれば完璧なんでしょうけど,もともとそんなレベルを目指していないのでここはこんなお手軽手法をとっております.

特に錆の多いところにはプラサフを塗って,出来栄えにあらが目立たないように全体につや消しの黒を塗っていきます.まあ ,外装部品というわけではないので,組んでしまうとわからないところはかなりラフに塗ってしまいます.さすがにステップ周り,エンジン前,下の部分は良く見えるので,かなり気合を入れて塗っていきました.

で,出来上がりは写真のような状況.まあ,お手軽に済ませてしまったのであとあと錆が浮いてくるかもしれませんが,そん時にはまた錆を落としてペイントすればいいでしょう.ということでフレームが簡単ながら仕上がりました.この次はいよいよあれです.あれ.

KEN-Z's WEBのトップへ NEXT