チェーン,マフラー装着

電装,エンジンオイルなどが済んだということで残件に取り組んでいきましょう.今回はまずチェーンです.スプロケットについてはひとまず使えるレベルの残り量で,ドライブ,ドリブンともに5分山ってところ.確かに長期保管の影響で錆は多少浮いていますが,それほどのダメージではありません.一方,チェーンは錆錆ではっきり言ってリンクがかなりな力を入れないと動きませんでした.それも特定のリンクしか動かないので他は固着してしまっています.車体の押し引きもチェーンとパンクしたタイヤのおかげで相当な苦労が必要でしたので,チェーンについては以前車体を分解したときに即刻ごみ箱行きになっております.

で,チェーンはまた中国製.ここんところメーカーは様々なものに手を出しており,あんまり距離を乗って評価できていないので初期伸びぐらいしか評価できませんが今までそう問題になった事案もないのでコストとフリクション優先のクリップタイプのノンシールです.

まあチェーンをかける作業自体はクリップタイプなのでごくごく簡単ですが,ここで1点紹介しておいたほうが良いところがあります.チェーンカバーについては車体をばらしたときに取り付け部分が破断していることが判明しました.幸いにも破断した取り付け部がスイングアーム側に残っていたので,この破断部分を補修してチェーンカバーは流用することにしたのです.ただ,この作業車体をばらしてすぐにやったので,今になって紹介はしていますけど何か月も前にやったトピックなんですけどね.

補修の方法としては単純に破断面を整面して清掃したところで表側にテープを渡して貼って,角度がある程度固定できているところで裏からエポキシ接着剤とグラスマットで接着,表側はそれが硬化してからテープをはがし,接着材を突き合わせ面に流し込んでからパテで整面というやり方です.場所が場所なので,グラスマットは広範囲には張れませんでしたが,まあそんなに力がかかる部分ではないので,この程度でよいでしょう.

次にやりたかったのはマフラーです.このマフラーも車体にはついてきていなかったので,あとで買い足したものですが,ものとしてはGPz400のKawasakiロゴのエンブレム付き.まあ細かいことにはこだわりませんので,微妙なモデル違いは気になりませんが,ものが古いだけにマフラー,エキパイともに補修塗装がされているものの少し仕上げが荒く,ところどころダマになっているようなところがあります.まあ完全に焼き付けできればここらへんの見栄えも少しは良くなるんでしょうか?と薄々期待していたりします.

で,マフラーガスケットのみ交換して取り付けてみました.これでようやく下廻りの見栄えが完成したわけで,かなり前進したイメージもあります.なにより場所をとるマフラーが車体についたので,少しはパーツ在庫を減らすのに貢献できたようなイメージで,この点では大きく前進したといっていいでしょう.

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