GPz400Fの現車確認(その2)

さて現車確認のその2です.車体の右側に移ってまいりましょう.

右サイドカバーの内側はこんな感じで電装系はほぼそろっています.リアのブレーキディスクも盛大に錆びており,この摩耗も極めて少ないのが特徴的です.こちらはステッププレートは折れておらず,リアステップは開いたままで,閉じてくれません.なおリアサスは隙間から覗いたところ,錆びすぎてちょっと使えそうにありません.

クラッチカバーの塗装の禿げ方が半端ないですね.ガソリンがかかったからなのかはたまた他の要因か,塗装がついている面積の方が圧倒的に少ないです.クラッチワイヤー引きのパーツも盛大な錆び方.これって使えるのかしら?

フロントフォークはかなり錆びていて,このままは使えそうにありません.カウルステーにも錆は浮いていますが,こっちはまだ大丈夫そうです.ライトは最近なかなか入手しづらくなってきていますが,これがついているのはある意味価値があると言えます.

ハンドル周りの錆びもなかなかなもんです.ハンドルスイッチはホーン,パッシングスイッチが動かないですし,ウィンカーも渋い.かなり流用は苦しそうです.GPz400Fとしてカウルステーまであるのになぜかハンドルにミラーがついています.まあこちらも盛大な錆もありますし,なんか原付用のミラーみたいですので使う使うことは無いでしょう.

シートについては表皮の破れがシートベースに影響して一部えぐれています.ただ,原形はとどめているようですので,そう苦労しなくとも流用は可能かもしれません.ただベルトの端末の金属部分が盛大に錆びており,片方は確実に崩壊しています.もう片方が使えるかどうか微妙です.

ということで必要そうな部品,作業は大体わかってきました.ということで次は何かな?

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