タンクのレストア

前回と同様,車体をばらして保管しているときはとにかくパーツをレストアするしかありません.で,一応外装が場所をとるということで唯一のタンクをやっていくことにしました.まずは前回鍵を開けただけのタンクをまず見てみましょう.

タンクの中については結構な錆です.ガソリンが漏れた跡があるな〜とか思いながらサンポール+マジックリンで錆取り大作戦をやっては見たのですが,やはりエンジンのヘッドにガソリンが垂れていたところはやっぱり漏れ口だったらしく,サンポールがぼたぼた漏れてきます.結局サンポールは30分もしないうちに希釈して流してしまう羽目になって嗚呼もったいない.

ということで,車体についていたタンクは凹みがないものの,穴あきということで使えないことがわかりましたので,新たに種タンクを入手しました.ものはカスタムペイントの金的凹み付きタンク.そこ以外は結構きれいだったので,この金的の凹みをなんとかすると使いやすいかな〜と思いつつ早速作業開始です.

で,いつものデントリペアを使用して凹みを何とかしようとしたのですが,5回もやったところでそのカスタムペイントがグルーと一緒に剥がれてきてしまって,一向にくっつかなくなりました.その後もペイントを部分的に剥いでしまって,鉄の素地を直接引っ張れないかとかやってみたのですが,全然くっつきません.従ってここはパテを盛るしかないと諦めることにします.

引き続き左側のロゴ当たりの凹みも同じくデントリペアをやったのですが,ここも同じ.カスタムペイントが剥がれ,仕方なくペイントをはがしてしまいます.で,このカスタムペイント,デントリペアで剥がれてくるというのは余りにも弱いのかも?ということで気にはなりましたが,表面全体を120番ぐらいで荒らして,そこから400番ぐらいまで上げてその上に塗装することにしました.

ということでラインを入れる前まで,ライムグリーン一色を塗ってしまいました.カワサキロゴのところは全くと言って目立たないほどにパテ埋めがうまくいっています.ちょっとご満悦.

同じくリアビューで金的の部分ですが,ここもほぼ目立たなく仕上がりました.かなり時間をかけてパテ埋めしては整面しを繰り返したので,渾身の一撃って感じでしょうか.さて,次はラインを入れることになりますがここからは写真がないですし,前回,前々回と同じです.違うのはカッティングプロッターでロゴを2色で作ったぐらいです.最後にウレタンクリアで仕上げてタンクがいきなり終了.まだ車体も組み始めていないうちからタンクができたのって初めてですね.なんか変な感じです.

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