ウィンカー,ハザードがつかない対策

エンジンが済んだら火入れの前に電装系の至らないところを対応しておこうと考えました.それはウィンカーとハザードです.これが両方ともうんともすんともいわないのです.まあハザードはGPz空冷系ではなかなか鬼門なのでしょうがないですが,いざエンジンに火入れできるようになったらできるだけ早めに車検を受けるようにしておきたいわけです.

まずは左ハンドルスイッチです.テスターを当てるとハザードスイッチのON/OFFが効いていないようです.この部分は写真のようにスイッチを取り出してばらそうかと思ったのですが,ばらさなくっても接点部分はアプローチができそうだったのでお掃除したあと接点復活剤を塗布してスイッチとしてはちゃんと機能するようになりました.ちなみにウィンカーは大丈夫.それにしてもハンドルスイッチについては以前分解したときにテスターで確認したんですが,確認が甘かったんでしょうかね.で,車体にハンドルスイッチを戻したのですが,あいにくハザード,ウィンカーともに状況は変わらず動作しないままです.

次にリレーです.ウィンカーリレー,ハザードともに車体にはついてこなかったので,なんか電装品一式で売られていたものに混ざっていたリレーを流用したのですが,それが写真のような感じでもともと一度開けたことがあるような状態でした.今回再度開けてみて12Vの電源とバルブ2つを直列につないで動作確認しました.結果はうんともすんとも言いません.一応隙間を調整してみたんですが,一切変形板が反りかえるような動作も見られず,おそらくどこかでコイル状になっているところで断線しているものと思われます.

しょうがないので再度他の車体のもので売りに出ているウィンカーリレーを探しました.で,GPz250ベルトドライブとかのウィンカーリレーが売られていたのでそれを投入.しかし結局このリレーも動作せず.残念!今度はこういった缶タイプのものは避け,同じ容量の2ピンタイプの樹脂パッケージのものを入手.こちらは12vを入れて動作チェックしたところちゃんと動いてくれました.

で,車体につけてみたんですが右はOKなのに左はNG.まあなんともはや3歩進んで2歩下がるような感じですね.またテスターを当ててみたんですが後ろのウィンカーソケットに錆が浮いており,そのために接点不良となっていたようでした.バルブ切れは確認しておいたんですが,なんとも詰めがあまい感じですね.

さて,ウィンカーは何とかなったということで次はハザードです.ハザードについてはなぜが以前から入手済であった汎用のハザードリレーが在庫の中からちょうどタイミングよく見つかりました.長期在庫ゆえに箱が凹んでいたりしましたが,中身は大丈夫でしたので,車体に取り付けてみたところ元気に動いてくれました.こんな偶然がホント心地よいんですよね.そのおかげで一向に在庫減らしが進まないわけです.

サイドカバーの中身は紆余曲折あってこのような状態になりました.ウィンカー,ハザードはちゃんと動作するようになり,これで電装系は健常体になってくれましたので次は再びあれということになります.乞うご期待です.

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